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ゆるくてもガチでも。イベントに参加して、10倍自転車を楽しむ方法。

10倍だぞ10倍!(挨拶)

この記事はロードバイク Advent Calender2019 の4日目の記事です。

※誰でも参加ウェルカムとのことなので、暇なロードバイク乗りは今すぐTwitterのIDあたりで連携ログインして適当な日付を選んでブログ記事公開を宣言するんだ。って去年も書いたなこれ。

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今年は巡り合わせもあって、ツール・ド・東北 と ツール・ド・おきなわ という、"ツール"の名を称する2つの自転車イベントに参加しました。
自転車イベントは「今までどこにこんなに隠れていたんだよ」というぐらい大量の自転車乗りが一堂に会するレアな場であり、なかなか普段そのへんを走り散らしているだけでは体験できない楽しさがあるので、その紹介をしたいなーと思います。


自転車イベントってどんな物があるの?

ひとくちに自転車イベントと言っても、いろいろな種類があります。実際にイベントの参加申し込みができるサイト、スポーツエントリー( https://cycle.spoen.jp/ ) をのぞいて見ると、大まかなジャンルだけでもサイクリングやらロード競技やらとわちゃわちゃ並んでいて数も100とか200とか書かれています。「世の中こんなに自転車イベントあるの」って思っちゃいますよね。

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個人的には、「サイクリングか、競技か」の2種類で考えるのが良いと思います。自分の趣味嗜好、その時の気分、一緒に参加するメンツなどでどちらかを選べば楽しい感じです。
ちなみに、サイクリングはゆるめで競技はガチとは一概には言えません。恐ろしい長距離を走るサイクリングイベントもあれば、河川敷の草野球大会と変わらないゆるいノリの大会もあったりします。この雰囲気は、過去のイベントの写真や参加者のSNS上のコメント等からつかんでみた方がいいですね。

◆観光とグルメと 「サイクリング」イベント
いやー、観光名所を見て、その土地の美味しい物が食べれるとか最高!というのが「サイクリング」イベント。各地の町おこしを兼ねた自転車イベントはだいたいこれです。

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このイベントは競争ではありませんなどと明示されている事も多く、公式サイトを開いてみても、トップ画像に表示されているのは絶景の中を走る自転車の一団とかエイドステーション(休憩所)で振る舞われた地元の名物を頬張るサイクルジャージ人間、みたいなイメージ。前夜祭と称したお祭りイベントを開催していることも多いです。

「普通に走りに行くのと変わらないのでは?」と思うかもしれませんが、イベント中のメカニックサポート、定期的な休憩地点、最悪のトラブル等の際の回収対応などが魅力です。
そういう意味では、自力で長距離走るのは不安という人が初めて長距離を走ってみる、という時に参加してみるのも良いかもしれません。

有名なサイクリングイベントの例
 サイクリングしまなみ https://cycling-shimanami.jp/
 淡路島ロングライド http://www.awajishima-longride.jp/
 ツール・ド・東北 https://tourdetohoku.yahoo.co.jp/
 スポニチ佐渡ロングライド http://www.sado-longride.com/

◆1秒でも前に 「レース・競技」イベント
少しでも速く、少しでも前に、順位が上がると走るのが超楽しい!というのが「レース・競技」イベント。競うというイベントの性格上、ある程度閉鎖された(交通規制された)場所で走ることが多く、非日常感があります。

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参加している人のノリは、マラソンやトライアスロン大会と似ているかもしれません。(仮装して走るようなエンジョイ勢がいるところも含めて。実際、競技イベントであってもガチで参加しているのは先頭集団の人たちだけということもしばしば。という点は強調しておきます。)

F1でも使用されるサーキット等のコースを周回し続けるエンデューロや、山の麓から頂上まで登るヒルクライム、長距離を走り続ける「あ、Jスポーツで見たやつ!」なロードレスなどなど、競う世界の面白さがあります。中にはツール・ド・おきなわなど、国際自転車競技連合が主催するガチのレースが同時開催されている物もあり、プロやハイアマチュアの方々の人外の走りを間近で見ることができます。

有名なレース・競技イベントの例
 Mt.富士ヒルクライム https://www.fujihc.jp/
 ツール・ド・おきなわ http://www.tour-de-okinawa.jp/
 鈴鹿8時間エンデューロ https://suzuka8h.powertag.jp/
 榛名山ヒルクライムin高崎 https://www.haruna-hc.jp/


超カンタン!申し込みから帰宅までの4ステップ

では、実際にイベントに参加して走るまでの流れを見てみましょう。

1. イベントに参加申し込みする
これをしないと始まらない、イベントに参加申し込みをしましょう。一番手軽なのは、先にも紹介したネットのスポーツイベント参加申し込みサービスを使うことだと思います。(その他、イベント公式サイトでの申込みや、スポーツ自転車店の店頭等でも参加受付をしているケースがあります。)

スポーツイベント参加申し込みサービスの例
スポーツエントリー https://cycle.spoen.jp/
JTB スポーツステーション https://jtbsports.jp/

イベント選びで絶対に守らなければならないのは「自分(同行者)が走り切れそうなイベントどうか」だけだと言っても過言ではありません。100km走ったことがないのに佐渡ロングライドの210kmに参加したり、レースイベント未経験でツール・ド・おきなわの市民レース部門に参加したりするのはただの自殺行為です。

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あとは、SNSで楽しそうにしてるイベントを見かけたとか、走ったことがない地方の観光も兼ねられそうだとか、お好みで選んでみましょう。お勤めしてる方は休みが取れそうな日に開催しているか?も重要ですね。(これは本当に……。逆に言うとだからこそ、祝日やゴールデンウィーク等のイベントが人気だったりします。)
webサービスからの申し込みなら、本人情報の入力と参加料の支払い(だいたいクレジットカード決済)が終われば完了です。5分でできます!

2. イベント参加の準備をする
準備と言っても、普通に自転車でどこかに走りに行く時とあまり変わりがありません。自転車のメンテ、ツール類の用意や、イベント中や前後の服の用意などなど。
注意点として、イベントごとの自転車装備や服装のルールは必ず目を通しておいて、もし不足していれば買い揃える等しておきましょう。「ヘルメット着用」「ライト・反射板の装備」あたりはどのイベントも必須のイメージ。

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あとは開催場所にもよりますが、イベント開始・スタート時刻はだいたい早朝なので、前泊で宿を押さえておくと楽かもしれません。なんなら温泉宿や美味しいお店が多い町の中心部のホテルをとったりすると、一石二鳥で楽しめると思います。
地方で開かれるイベントの場合、周辺地域の宿泊施設の予約が速攻で埋まるケースも珍しくはないので、参加申し込みと同時期に宿を押さえるぐらいで丁度いいかもしれません。

開催日の前に参加証やゼッケン等が送られてくるタイプのイベントの場合、当日忘れないように注意しましょう。

3. 現地に行って実際にイベントで走る
待ちに待ったイベント当日。
当日に輪行等で移動が必要な場合、スタート時間に必ず間に合うように早起きしましょう。(自転車イベントの何が辛いって、この早朝スタートのための早起きと移動が本当に辛い……)

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スタート前に参加受付やバイク・ライダーのチェック(イベントのルールに則った機材状態や服装かのチェック)が終わったら、あとは思う存分楽しんで走りましょう。
どこを見ても自転車好きしかいないという変な空間なので、イベント中に知らない人と走りながら会話が弾んだり、無言で何kmもトレインをひいたり・ひいてくれたりという面白い事件があるかもしれません。イベント中限定のLikeアプリとかあったら楽しそうだなと思います。(デススト脳。)

4. 走り終えて家に帰る
家に帰るまでがイベントです。
運良く完走できたら、イベントによっては完走証やグッズが貰えることがあります。忘れずに受け取って帰路につきましょう。時間が許すなら後泊して観光もしちゃうのが最高だと思います。

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大きなイベントの場合、自転車の配送サービス等が用意されていることもあります。「疲れ果てた状態で輪行袋を背負って歩きたくない……」という方は、利用を考えてみてもいいかもしれません。

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自転車イベントの雰囲気を写真でおすそ分け

最後に、自分が過去に走ったイベントの写真を貼っておきます。
同じイベント、同じコースであっても色んな楽しみ方ができるのが自転車のいいところなので、変に気兼ねするよりもお気軽にバンバン参加してみるのが良いと思います。

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