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令和に風呂無しWi-Fi無しの3階建てに1人で住む大学生。約1年住んで気づいたこと①

1.休学を決め友達と泣いて別れるも、2か月後にとんぼ返り、そして復学。

2020年。
大学生活をあと2年に残して就活モードに入る時、私はすっからかんでした。

サークルは入学時色んなところをかじったけど、どれも中途半端でフェードアウト。

遊びも旅行もそれなりに楽しんで、

成績もそこそこをキープ。

大学生活、さすが人生の夏休み、
楽だけどなんだか刺激がないな〜

よし、留学行こう!
ついでに、高校生の時からずっと行きたかった国も卒論のネタとして行ってみよう!海外周遊だ!
てな感じで、変化を求めて休学を決断しました。

決断してからは私のせっかちな性格から、学校、飛行機、留学中の旅行先の国のステイ先、スーツケース…あらゆる事をスピード感を持って準備していきました。

それがたしか2月〜3月。
渡航前一旦実家に帰るため、学生マンションを友達と泣きながら後にしました(笑)

たった半年会わなくなるだけなのに泣いて応援してくれる素敵な友達です。

実家に帰ってから、雲行きが怪しくなり、予約していた飛行機はキャンセル、その他予約していたものはキャンセル料がかかったりかからなかったり…ここでは何でも先に決めすぎることのリスクを思い知りました。

諦めたくない思いは強かったものの、当時の情勢から「現実見ろ」の親の一言で泣く泣く諦めました。

そして、大学を離れて2ヶ月後、思ったより早すぎる復学を果たしました(笑)

海外にいるはずだったのに…日本で見る桜はやっぱり綺麗だったけども。

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2.妥協するしかなかった住まい探し

2020年4月から半年予定していた留学を、状況をみて10月からに延期する、という形で私は大学に戻りました。

つまり、大学がある土地に戻るのはその時の予定では半年間だった、ということです。

その事を復学する際に大学に相談すると、

授業開始1週間前くらいだったこともあり、

「大学では紹介できる物件がない」「半年間では不動産屋に行っても不当な金額ふっかけられる」(←ホントにそうなのか?曖昧です)

との回答で、すんなり家が見つかりませんでした。

その数日後、大学から改めて電話があり

「大学の昔からのつながりで、民宿を経営している大家さんがいる。そこの民宿だと融通がきくから、間借りという形で住むのはどうか」

と提案されました。


さらに聞くところによると、
その民宿はこの土地で一番古い歴史がある民宿で、ググるとお世辞にも現代的とは言えない宿泊施設の雰囲気。

「マジか……」

これがまず頭に浮かんだ言葉です。

私が休学前住んでた学生マンション、オール電化で1LDK、蓄熱暖房器まで備えられている「良い」部屋でした。
そこからの落差といったら黒部ダム…(行った事ないけど。いつか行きたい)

でも、予定では半年間だけだし、
家財も心配する必要ないから我慢するか…

そうして、私はかなりテンション下がった状態で
民宿に向かうことになりました。

 #大学生  #休学  #シンプルライフ  #エッセイ  #1人暮らし 

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