![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99099652/rectangle_large_type_2_305108bfbb976b05e3635907b6ef0bcf.png?width=1200)
KUNKUN history3
フランスから帰国後は、国内のパティスリー&ブーランジェリーで勤務しました。
日本で働きだしてまずはじめに驚いたのは、パティシエールの仕事はかなりの重労働であること。
お店によるとは思いますが、私の場合は朝早くから夜まで一日ほぼ立ちっぱなしで働きました。
しかも初めてのお店では、2階が工房、1階が販売店だったため、全くお客様の笑顔に会えませんでした。
それが私にとっては、一番寂しかったのかもしれません。
小さい頃、自分が作ったお菓子をご近所さんにお裾分けし、その後道でばったり出会った時にもらえるメッセージ。
「この前はありがとう!すごく美味しかったよ!また作ってね!」
その言葉をもらえるのが、ものすごく嬉しくて、作っては友達やご近所さんに持って行くを繰り返していました。
その頃から、私の夢は、自分が作ったお菓子で沢山の人に『ありがとう、美味しかった』と喜んでもらいたい、に変化していきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677552656914-V4QyyPHQVB.png?width=1200)
お菓子作りは楽しい、でも苦しい。
お客様にも会えない。
幾らお菓子作りが好きだとしても
そんな過酷な毎日は
そう長くは続きません。
結果、長時間の重労働により
かなりの負担がかかり腰痛が悪化。
でもお菓子作りが好き。
毎日来られるお客様のために仕事に行きたい。
そんな思いが邪魔をし休めませんでした。
2~3か月に1回のぎっくり腰。
病院に行けばどうにかなる。
そう思う私は、腰に神経注射を打ちながら
ある年は365日休まず勤務していました。
そんな時
運命の出会いがありました。
KUNKUN history④に続く
![](https://assets.st-note.com/img/1677554142409-IKi1LNlGXJ.png?width=1200)
沢山の記事の中から読んで頂き有り難うございます!よろしければサポートお願いします。あなたの明日がより素晴らしい日になることを心から願っています。