ひとつの出会い3
【あの子は喜んでくれただろうか】
【他の友達は美味しいと言ってくれただろうか】
【みんなと一緒に笑うことができただろうか】
色々な思いが私の頭の中で溢れそうになり
ふと、時計を見上げたその瞬間
電話の着信音が鳴りました。
電話の向こうから聞こえて来たおかあさんの声
明るくて、嬉しそうで、今でもその声が忘れられません。
「ありがとうございました!息子が生まれてはじめて
みんなと同じケーキを食べられました!」
「他の子達もみんな、美味しいって喜んでくれていました!」
その時にいただいた
お母さんからのメッセージが
今もずっと私の心の中に生き続けています。
そして、これからもずっと。
電話の向こう側にいても分かる
目に涙を浮かべて嬉しそうに話されている
そのお母さんの声を聞いて
私の目からも涙がこぼれました。
こんなに喜んでいただけるなら
こんなに手に入りにくいのなら
自分が作ればいいじゃないか。
そう思った、1本の電話でした。
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