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ビットコイン自動トレードへの道(番外編)(ドテン君(たぶん) vs TradingView)

非常に今更感があるのだが「TradingView」をいじり始めている。
アカウントを作ってはいたのだが、ほとんど触っていなかった。何事も食わず嫌いはダメだと思うのでTradingViewを使ってみることにした。

ビットコインの売買をされている方々であれば、当然のごとく利用されていると思うので、小生がことさら紹介するまでも無いが、もし、もし万一、まだ使ったことが無い人が居たら
 ”ぜひ、ぜひに使ってみたほうが良い”
と思う。

ちょっと使うだけなら無料で登録可能であり、色々なチャートを見ることができるし、おそらく有料版を買えばもっと楽しいことが出来ると思うのだが、取り敢えず触ってみる程度であれば無料版のままで十分だろう。
(頻繁に有料版への登録を促すポップアップが出てくるのが、ちょっとウザイのだが)

今回のタイトルは別に煽っている訳ではない。
自分で作ったロジックの有効性をどこかの誰かに(?)保証して欲しいというささやかな欲求である。
もちろんTradingViewで確認できたからと言って、トレードで勝てるわけではないのは重々承知している。

将来的にはBot君をラズパイあたりに押し込んで、フルオートでブイブイ回したいと思っている。エレキグッズ大好きなオタク親父趣味ではあるが、ラズパイあたりなら5000円から1万円程度で購入できるし、もしもNoteで売上が上がったらお小遣いにプラスして買えると踏んでいる(非常に取らぬ狸の皮算用ではあるが)。

さっそくTradingViewの紹介をしたい。
URLを開くと以下のような画面になる。

かなり絢爛豪華だ。
どこから触って良いか悩むが、取り敢えず「ティッカー」というところに「XBTUSD」と打ち込んで見る。
BitMEXのサイトを探したいのだ。

すると、選択欄の一番上に「BitMEX」のティッカーが表示された。クリックする。以下の画面が表示された。

そこに表示されている「インタラクティブチャート」をクリックする。

まさにBitMEXのチャートが表示された。ここまで出来て無料であるのは嬉しい。d3jsを使って自分で描画する気力がかなり失せたことは間違いない。
時間足を「1時間」に変更してみる。
また画面上部の「インジケータ」をクリックするといくつものインジケータがリストアップされる。

さっそく目につくのは「チャネルブレイクアウト戦略」である。
これをクリックして、先程のチャートに乗せてみよう。

チャート部分にチャネルブレイクアウトのマーカが表示された。
設定値は画面左上の部分に小さく表示されているので、ちょっとわかりにくい。

設定ボタン(歯車のマーク)をクリックして設定値を見てみる。

ブレイクアウトの期間を変更したいので、「入力」タブをクリックしてみる。

随分とあっさりしたものだ。入力には一つしか設定項目がない。
ちなみにプロパティは以下のようだった。

プロパティページの内容は売買情報のようだ。
今回は、入力ページで長さを5から12に変更してみる。(つまり12時間)
すると画面上に表示されていたブレイクアウトポイントの表示がかなり減った。

なるほど、先程の設定でブレイクアウトを計算する期間が変更されたため、ブレイクアウトのポイントが再計算されたようだ。

と、ここで今回のNoteのタイトル通りドテン君(たぶん) でシミュレーションした結果と上記のTradingViewで表示したブレイクアウトポイントがどれほど一致してるかを確認してみた。
ドテン君(たぶん)で2018/05/12の日付からシミュレーションしてみる。その結果、ドテン君(たぶん)は次の日時を示してきた。

2018/05/12 18:00:00 Buy 
2018/05/13 00:00:00 Sell
2018/05/13 18:00:00 Buy 
2018/05/14 12:00:00 Sell
2018/05/14 22:00:00 Buy 
2018/05/15 23:00:00 Sell
2018/05/16 19:00:00 Buy 
2018/05/16 22:00:00 Sell
2018/05/17 00:00:00 Buy 
2018/05/17 16:00:00 Sell
2018/05/18 16:00:00 Buy

これでは指示が合致しているかがちょっと分かり辛いので先程の画面をキャプチャして、そこに「青い星印で買い」「赤い星印で売り」の印を付けてみた。

TradingViewで指示があった日時よりも多くの日時をポイントしているが、ポイントが一致しているものが多い。
特に前半の4日時の売買ポイントはどんぴしゃりで良い感じだった。

ロジックがまずまずまともに動いているだろう安心感よりも、TradingViewの威力に驚いてしまった。
TradingViewは自身でスクリプトを記述することも出来るらしい。
画面下に「pineエディタ」というところがあるので、クリックする。

すると、以下のような画面が表示された。

このサイト独自のスクリプトらしいが、ここまで出来て使わないというのも勿体無いし、テクニカル分析を使ってちょっと試してみたいというときに重宝しそうだ。
Pineスクリプトなるものをまた勉強しなくてはならないが、その価値は十分にありそうだ。

皆様も興味があればぜひ使ってみることをお勧めする。

ソフトウェア・エンジニアを40年以上やってます。 「Botを作りたいけど敷居が高い」と思われている方にも「わかる」「できる」を感じてもらえるように頑張ります。 よろしくお願い致します。