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100年後以降の介護業界計画②

こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「100年後以降の介護業界」の②部です。
未来の為の準備を中心に書いていこうと思います。

それでは第149弾です、よろしくお願いします。


家族の形が変わっていくことを理解する

皆さんにお聞きします、心の中で答えてみてください。

今のご家族の関係って良好ですか?
ご両親と一緒に住まわれていますか?
又は近居していますか?

これ、一昔前は2世帯、3世帯で住んでいたり近居したりすることが多く、家族介護も主流でしたよね。

しかし現代、遠方に住む方も増えたり高齢夫婦だけの世帯も増えたり高齢者の一人暮らしも増えました。

更に言えば、子供がいないお宅やもう縁を切ってしまった家族なんかもいます。
そうして一昔前から比べても家族の在り方や暮らし方も変わってきている昨今、今後ももっともっと変化していくことは想像に難くありません。

そうして家族の在り方が変化していく事に加え、今後は「子無し世帯」がぐっと増えてくると予想されています。

現在の出生率がぐんぐん下がっているのは皆さんご存じだと思いますし、50歳までに結婚を経験しない「生涯未婚率」も2040年には男性で3割にも到達するなんて言われているようですね。

更に追い打ちをかけるなら、80歳代の親の介護の為に50歳代の独身の子どもが同居し、介護があるからと働けず親の年金や貯蓄で暮らす「8050問題」なんかも少し前からTVなどで放送されたりしていますよね。

さて、ここまでくればお分かりだと思いますが一昔前の「典型的な家族」というのはどんどん見なくなり、色んな個人の問題が複雑に絡み合った家族・介護問題になってくるのは想像に難くない…というより、そのことを想定しながら動いていったほうが良いですよね。

さて、ここを踏まえたうえで更に「これからのお年寄りがど変化していくか」についても触れていきたいと思います。


インターネットに触れる、健康に気を付けているシニア世代

近年の健康ブームは皆さんもご存じだと思いますが、それはシニア世代も変わらず同じです。
ジムに通い、ランニングをし、健康食品を摂り、地域の体操教室に通う…

更には75歳を超えても働くお年寄りも多く、更に医療の発達により病気の早期発見、治療によりもはや「70だから」や「80だし」「90にもなって…」などと年齢でお年寄りの方を図ることは難しくなってきたように感じます。
もちろんすべての人がそうではなく、地域付き合いが好きではない人、心身の状態が健康ではない人、そういった方はやはり自宅にこもりがちになるかもしれない、というのは念頭に置いておいたほうが良いかもしれません。

さて、そうして「健康寿命」が一昔前と比べ伸びてきましたね。
もう一つ、大きく変化していることがあります。

それは「インターネットに触れている事」です。

今シニア世代の人の多くは携帯を持っていますよね。

今50代、60代の方も形態を使っています。
しかも大体の人がスマホを使っていますよね。

更にSNSなんかを使っている方も多いですよね。

ここが結構ポイントだと思っていてスマホを「ただの検索ツール」としてだけではなく「コミュニティツール」として活用できるという点です。

近年目覚ましく進化しているIOTやSNS、これらの活用能力が次世代の高齢者層は高いという事です。

スマホやタブレットを使う高齢者が普通になり、それにより介護・医療従事者のサービス提供もそれに沿った形になるのは自然な流れです。

これ、本当にすごいなと思っていて「家でやることが無い」とうお年寄りがまず減ると思います。

何故ならスマホやタブレットには面白いコンテンツが豊富だし、オンラインで誰かと会話をしたりゲームが出来たり、YouTubeも楽しめます。

更に自動運転や配車サービスが更に一般化すれば出かけることも簡単になります。
訪問介護や定期巡回のサービスも電話一つで連絡し、一緒に身支度を整え仲間のいるオフラインのコミュニティの場に向かえる。


これが次世代の高齢者像だと感じています。

これが2040年あたり、20年後です。

そうでしょうか、ここまで目覚ましく変化している現代、想像に難くないと思いませんか?

今後の事を考え、現役世代は自分の親にスマホやタブレットを教え介護従事者は積極的にIOTやSNSを取り入れ、在宅介護と絡め活用していく。

それが次世代の介護、高齢者をさせる鍵になると考えています。

今後100年を予想し対策をとれる世代

それが僕たちです。

さあ、100年後の介護業界計画まだまだ続きます。

書きたいことが多すぎるので今回は一旦ここまで。

次回は「地域に求められるサービス」と「人材不足解消」について書いていきたいと思います。

それでは今回も読んでいただきありがとうございます。
次回もまたよろしくお願いします!!

未来を創る介護福祉士 大西

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