見出し画像

過度の謙遜は奪う事になる

こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「謙遜」です。

過度の謙遜は相手から『奪う事』に繋がるんですね。
その理由や状態についてを書いていこうと思います。

それでは第245弾です、よろしくお願いします!


謙遜は大事?ちょっとその前に考えてみよう!

日本人の特徴ともいえる「謙遜」

これってどなたでもよくやる事ですよね。

もちろん僕もやりますし、やりすぎてしまう事もあります。

往々にして「謙遜できるなんて謙虚でいい人だ」と主張しないことを美徳とする風潮、ありますよね。

もちろん自分自身に自惚れないためには必要な事なのかもしれませんし、周囲が不快な思いをする可能性を考えたらそれも正解なのかもしれません。

更にはある種の防衛活動かもしれませんね。



もちろんそれも良いのですが、その謙遜、行き過ぎると「相手への損益」を生む可能性があります。

さて、ではその損益とは一体何か?

そこについてもう少し深堀していきます!


関係性が遠くなる


いろんな人がいろんなことを話していると思います。
もちろん謙遜をしすぎるとどうなるか?なんてことも多くの人が語っています。

なので個人的に強く思う事を書きます。

それが「関係性が遠くなる」という事なんですね。


めちゃくちゃざっくり言うと謙遜しすぎると「関係が遠くなる」んです。

これもまだいまいちわかりにくいですね(笑)


例えば、あなたが頼まれごとをされます。

そしてそれを解決し、助けたとしますね。


相手は感謝の言葉を口にするわけですが、あなたは「いえいえ、こんな事くらいでとんでもないですよ。これくらいの事じゃお礼を言われるほどでもありません」といったとします。


これが逆の立場であればどうでしょうか?

感謝の言葉を口にしたら、それを受け取ってもらえなかった。
そうすると次にまた何かあった時に頼み辛くないですか?

これって、今までは頼みごとが出来ていた関係をすり減らしているんですね。


それが何度が繰り返されるうちに「頼みごとがしづらく」なり、距離が開いていきますよね。

これが「関係性が遠くなる」という事なんですね。

ある意味「感謝を受け取ってもらえなかった」という拒絶感をうむことにもつながりますね。


これって、個人的に介護現場にも繋がるんじゃないかと思っています。

例えば、日ごろの介護で利用者さんから「感謝」の言葉を言われるとします。

その時にあなたならどう返しますか?


おそらく多くの人が「大丈夫ですよ」や「また言ってくださいね」などといった受け取り方、伝え方をするのではないでしょうか。


個人的に、これを繰り返していると本当の意味での信頼関係は築きにくいんじゃないかと思っています。


やはり人って感謝を受け取ってもらえないと、次の事って頼み辛いし、距離感を感じる生き物なんですね。

個人的に感謝の言葉を伝えられたら、心がけるようにしている言葉が「またいつでも頼んでください!〇〇さんに言われるとこっちが嬉しいです!」です(笑)

もちろん毎回同じ言葉じゃないですが、これがどういうことかというと「感謝を受け取って、逆に感情をプレゼントしている」なんですね。


受け取るだけでなく、与えるだけでなく、その両方。

この両方が無いと人間関係って構築できないなぁと思っています。

言葉のやり取りって難しいですよね。

しかし、介護士である以上ここは避けては通れない道だと思っています。


今回はそんな話でした。

それでは今回も読んで頂きありがとうございます。

次回もまたよろしくお願いします!


未来を創る介護福祉士 大西

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?