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公立高校の数学教員としてまもなく20年。1児のパパ。これまでに得た経験をブログに整理し…

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公立高校の数学教員としてまもなく20年。1児のパパ。これまでに得た経験をブログに整理します。あくまでも個人の感想です。参考になれば幸いです。

最近の記事

オルカンかS&Pか

最近、ネット(特にYouTube)を見ていると、「オルカンというけど、6割が米国株だから、オルカン一択では安心できない」みたいなものを見かけます。 もちろん、米国株が多いなら米国株のインデックスファンドを買えばいいというのもわかりますが、「”今は”米国が6割」ってことじゃないですかね。 それだけ全世界を見渡した時に、アメリカの調子がいいということなわけで、インドが調子よければインドの割合が増えるのでしょうし、その時の世界の景気によって運用してくれるものと思ってます。 ネット上

    • 意外と難しい、数学Ⅰの最初の授業

      ここ数年、1年生の授業を担当しています。 今年度も担当することになりましたが、毎年悩むのは最初の「数と式」の単元です。 教科書は「単項式と多項式」という内容から始まるのですが、生徒は中学校で習っていることも多く、ある程度飛ばしてもよいかと思いながらも、どの程度扱い、どの程度省略するかに迷ってしまいます。 ここ数年は、文字式の計算をグループでクイズ形式で行ってから、教科書の内容を確認するという流れでしたが、同じことを2回やっているようで、今ひとつ効率が良くない気がして… あと2

      • 教師の資産運用

        今年に入り、新NISAという言葉を耳にします。 私は昨年以前からNISAで株式や投資信託を購入していましたが、 新NISAがはじまり、投資が身近になってきたかもしれません。 私の場合、教員になりたての頃に、株主優待に興味を持ち始め、ある大手企業の株式を購入しました。 今でも持ち続け、株主優待を受け続けていますが、株価は購入当時のおよそ3倍になっています。 昨年から主にボーナスの半分程度を運用に回しています。 特に今年に入り、新NISAが始まったこともあり、 冬のボーナスと

        • 【授業記録】人のふり見て…(数学Ⅱ 等式の証明)

          数学Ⅱの等式の証明で、ある証明を提示し、それが3点満点で何点かというグループワークをしました。 1問目は以下の証明です。 この証明にあなたは3点満点で何点をつけるかをGoogleフォームで投票してもらいました。まずは個人で考えて投票してもらい、その後グループで話しあって改めて投票してもらいました。グループで話し合ったあとの結果は… 2点が最も多く、次いで1点、0点となりました。3点はいませんでした。 理由も尋ねてみました。一部を載せてみるとこんな感じ。 そして、私から

        オルカンかS&Pか

          私とパソコン

          自己紹介でも述べたように、パソコンについての相談を受けることが多くあります。 実際校内でも、ICTという言葉が流行る前から情報処理担当を何年も務めてきました。 「パソコンは得意ですか?苦手ですか?」と聞かれれば、どちらかといえば得意という部類に入ると思います。 私とパソコンの付き合いはじめは中学3年のときのこと。小さいころから貯めたお年玉貯金を使って自分のパソコン(NEC 98Multi CanBe)を買いました。お値段27万円。パソコンなのになんとテレビも見れる。テレビ画

          私とパソコン

          共通テスト

          終わりましたね。今年も。 あとで解いてみようと思いますが、時間内に解くには体力が必要で、 歳を取ってしまうとそこまでの体力がありません。 それにしても、共通テストは何を測ろうとしているのか、よくわからなくなってきています。

          共通テスト

          高校教師向けの校務読本なるものを作ってみたい。

          高校教師向けの校務読本なるものを作ってみたい。

          高校教育にも目を向けてもらいたいのですが…

          最近、教員の多忙化により、文部科学省が働き方改革と称した施策をいろいろと出してきています。 教員目線ではあまり功を奏するとは思えませんが、こうした施策を見ているといつも感じるのは、 小中学校については触れるけど、高校はどうなのかね? ということです。 思えば、書店で教育書を見ると、小中学校を対象にした本は多数見かけますが、高校を対象にした本は数えるほどしかありません。 高校を対象にした教育書をいつかは書いてみたいものです。 …まだ先でしょうけど。

          高校教育にも目を向けてもらいたいのですが…

          なぜ、noteをはじめようと思ったのか。

          はじめに、なぜnoteを書こうと思ったのかについて書いておきたいと思います。 高校で数学の教員として、まもなく20年を迎えます。 教員の中では若手というよりは中堅といったところでしょうか。 これまでに関わった生徒は…どれくらいになったのかな。 授業やクラスの中で生徒に話したことのネタも数多くなりました。 また、後輩の教員も増え、一方でベテランの教員も多い中で、 いろいろな視点から校内の仕事における相談を受けることがあります。 後輩からは先輩としての意見を求められ

          なぜ、noteをはじめようと思ったのか。