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ビジネスマネジャー #9

部下を尊重し、利己主義にならない

マネジャーには、部下を単なる作業者、道具として見る人がいます。経験や技量に自信のある人ほど、この傾向が強く出ます。

部下の能力が低いうちは、自分の言うとおりに動いていればよい。と考えていることでしょう。これでは自発性をもてず、結果を出せない部下は、能力を発揮せず、成果の期待に応えることができなくなります。

部下を動かすなら、まずは部下を尊重し、自発性を信じることです。

ものの見方、考え方、認識、見解の相違を理解すれば、お互いが納得のいくコミュニケーションをとることができます。

部下の言葉に耳を傾け、まずは実行させてみることです。失敗したときは、なぜ失敗したのか自省を促してください。※怒らないように

失敗することを恐れず、経験をさせ、部下を尊重し、自律性と自発性を育てていくことで、部下は「マネジャーに信頼されている」実感をもつことができると考えます。

部下がマネジャーを信頼することにより、チームとして能力を発揮するようになり、成果に向けて大きな能力を発揮します。部下の能力と現状を把握し、乗り越えられない壁や障害などのリスクを取り除くための支援をします。これが、部下から信頼を得るための大きな支えとなります。


叱咤激励を連発するマネジャーや、自己を過信しているマネジャーは、逆に部下からの信頼を得ることはないでしょう。

日本はAIやIoTの導入が遅れているともいわれていますが、これも時間の問題でしょう。すでに導入されている企業もあります。マネジャーは、要らなくなるともいわれています。

人財=人は財産といいます。

いつまでも過去の経験に拘ることなく、利己主義に走らず、これから組織を支えていくのは誰なのか。今一度考えてみてください。

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