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音楽制作の機材紹介【DTM】

誰かに頼まれたわけでもないのに自分の機材紹介、楽しいですよね。

音楽をやってる人間の性(SA・GA)ということでご容赦ください。

これが机全景です。机はWaveboneのStar Roverです。


メインマシン

2021年のM1 iMacです。メモリ16GBのSSD2TBで、さらにデータバックアップ用にHDD2TBと、音源保管用のSSD2TBを繋いでます。
それまでは2世代前くらいの、メモリ8GBくらいのIntel iMacだったので、重たいオーケストラ音源を走らせると悲鳴を上げてるのが分かるくらいだったので、M1にしてからはホント快適です。あと5年は使い倒したい。

オーディオインターフェース

AudientのiD22を使ってます。知り合いのミックスエンジニアの人が手放すので「欲しい?」と聞かれ、個人的に買いました。内蔵のマイクプリアンプがすごく良くて、ギターやベースをライン録りする人は全員Audientにしたらいいのに、と思います。値段もそんなにバカ高くないしね。

※この記事を出したしばらく後にiD22が故障っぽい症状が出たので、今はiD14に変えてます。

モニタースピーカー


JBL305P MKIIです。本格的に音楽制作するぞというタイミングで、モニタースピーカーを楽器屋に通っていくつも試させてもらいました。その中でダントツ音が好みだったのがこれです。DTMおすすめブログなどでよく出されるYAMAHAのHSとかは音が平坦で、ちょっと自分には聴き続けるの無理でした。

低音が結構強くて、嘘っぽくない音という感じです。これに変えてからキックやベースが立体的に聴こえるようになりました。(まあその前の最初期の頃はiMacのスピーカーでミックスするという狂気の沙汰だったから尚更なんですが)

サウンドハウスでよく安価に売られてるスピーカーというイメージがありますが、出音は間違いないです。むしろ「この値段でこの音!?」というくらいです。このスピーカーにオヤイデの電源ケーブルを繋いでよりパワーアップさせてます。

MIDIキーボード

Native Instruments Komplete Kontrol S49 MK2を使ってます。鍵盤が光るのいいですね。打鍵感もすごく良くて、弾けもしないのに上手くなった気分になります。

ヘッドフォン

AKGのK240 STUDIOを長らく使っていて、最近はSENNHEISER HD25も併用します。アコースティックな曲を作る時は自然に聴こえるK240、ロックやEDMの場合は低音の再生が良いHD25という使い分けをしてます。

グローバルスタンダードだからK240を選んだんですが、よく定番と言われるSONYのMDRは自分には本当に無理でした。バンド時代のレコーディングでもスタジオに必ずあったからよく使わされたんですが、あのシャリシャリした音がどうも受け付けられなくて、「自分用を買う時は絶対MDRは選ばない!」と決めてたのもあります。

音源・プラグイン

DAWはLogicで、音源などでよく使うものは

  • Native Instruments KOMPLETE 14 COLLECTORS EDITION

  • Spectrasonics Omnisphere 2

  • XferRecords Serum

  • XLN Audio Addictive Drums 2

  • Waves Audio Platinum Bundle

  • Fabfilter FX Bundle

  • Izotope Ozone 10 / Neutron 3 / Nector 3 Standard / RX3

あたりです。
特に欠かせないのはメインシンセのSerum、ストリングスやパーカッション、アコギ、民族楽器などの生楽器系のKOMPLETE。とりわけHeavyocityのDamageとEvolveが持ってるエピック感、海外SF感が大好きで、今でも曲中にチャンスがあればこの2つはぶち込みます。

それからギターやベースはGuitar Rig 6でほぼ全部やってます。Helix Nativeも持ってるんですが、Guitar Rigで十分いい音するし、自分Native Instruments信者なので。

あとFabfilterは買ってよかったプラグインです。コンプ、EQ、リバーブ、ディレイと、自分の曲のクオリティを一段階上げてくれた製品だと思ってます。バンドルに10万円払う価値があります。

逆にWAVESはほとんど使わなくなりました。たまにベースの録り音をぶっとくさせたいと思った時にR Bassを使うかどうかくらい。

それ以外だとOTT、LFO ToolにSerum FXと、Xfer Recordさんには大変お世話になっています。

ドラムはAddictive Drumsも使うんですが、キックやスネアは最近はもっぱらVengeanceかSpliceのサンプルを使います。

最近Abletonにも興味が出てきたのでDAW二刀流もありかなと思い始めてます。

ギター・ベース

ギターとベースはほとんどアイバニーズです。アイバニーズ信者なので。
ベースはバンド時代から長らく使ってるBTB1805で、楽曲的にスラップが必要だったり、バンド感を出したい時はこれで手弾きします。

作曲用に手に取ることが多いギターが手前のAZ224Fで、めちゃくちゃ弾きやすいです。スイッチでピックアップの組み合わせが9パターン選べる仕様で、クリーンやクランチ、後はハムバッカーだけどシングルコイルのニュアンスで鳴らしたいディストーションなんかを録る時にも使います。2020年の例の特別給付金で買ったので、お国から支給されたギターと呼んでいます。

もう1つ、RGAという7弦ギターがあってゴリゴリな音を出す用に持っています。AZがオールドスクールなギターサウンドだとしたら、こっちは完全に令和の音がします。アッシュボディにベアナックルのピックアップで抜ける音するんでクリーンでも使えそう。

アコギは昔から持ってるSeagullのGrandeというブランドの小さめなボディのもので、ピックアップ内蔵してエレアコ仕様に改造してます。でもやっぱりマイク録りじゃないとダメだなあと思っているので、録り方を模索中です。

その他機材

ベースやギター用のエフェクターはいっぱい持ってたんですが、最近はもうほとんど手放してしまって、この辺にあるのが全部です。

上の段右のペダルはBOSSのPWというワウで、ワウギターが必要な時はこれを直繋ぎでオーディオインターフェースにインします。

その隣がHX Stompで、最近はめっきり外で弾くこともなくなりましたが、もしライブやセッションがあればこれを持っていくと思います。

練習用のアンプはYAMAHAのTHR-10のVer2で、ギターもベースも鳴らせて家で使える、というとこれしかないと思ってメルカリで買いました。予想以上にめちゃくちゃいい音してビックリしました。

その手前にいるのがペンを持ち上げられる猫と寝てる犬と、天下一品のどんぶりに入ったベヘリットです。絶望した時に使おうと思ってます。

その下の段右は、無印の化粧品BOXで、別に昔V系だったとかそういうわけではなくギターのメンテ道具入れにしてます。
その横の白い木箱にはシールドやストラップ、メトロノームとか楽器周りの細々したものを入れてます。

至って普通でした

というわけで、総額200万も行ってないような、至って普通な機材しか持ってません。Twitterとか見てると「みんな何か凄そうなやつ、いっぱい持ってるなあ」と思ったりします。

ただ、実績があるメーカーの製品か、プロ仕様にも耐えうるか、のようなことは結構気にして選んでいて、使わないものを手元に置いて遊ばせておくのが嫌なタイプなのもあり、自分が目指しているのは「最低限の数で、最高の組み合わせ」という機材の持ち方です。

こういう機材を使ってこんな音楽作ってます!
最後まで読んでくれた方はぜひ聴いていってください!


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