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DTM机はWavebone一択
家庭の事情で今年の4月から横浜に引っ越しました。
去年から準備してたんですが、引っ越しにあたって実現したかったことの1つが「制作環境のアップデート」。
実現したかった仕様は、
椅子に座っている状態で、必要なもの全てに手が届く配置
MIDIキーボードを机の下にスライダーで収納
ついでだから整頓されててお洒落な部屋にしたい
で、その理想を全部詰め込んだ今の机がこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1682243450396-ZUjGWbER4t.jpg?width=800)
机探し
新居はマンションで、写真だとわかりにくいかもしれないんですが、部屋の間取りが若干特殊で、普通にしてたら6畳間の長方形の部屋なところを、部屋の一角を玄関の靴箱が壁を押しやっているのと、反対側に柱が通っているせいで、5.5畳くらいになり、靴箱分で押しやられた壁と柱に挟まれてスペースが小さい箇所がある(机の両サイドが壁で挟まれている)、みたいな感じでした。
配置は結構悩んだ挙句、この壁で挟まれたスペースに机を入れるのがベストと考えて、このスペースにハマるサイズ(幅約110cm)で、かつキーボードスライダーをつけられるDTM用デスク、という条件で探しました。
そしたらまあ、ないない。選択肢が全然なくて、ググって他の人の机事情も調べてみたんですが、DTMデスクのメーカーというと、
Output Platform
Zaor
IKEA
とかが主で、サイズとしても幅が110cmを超えるようなものが多く、小さいものにするとキーボードスライダーは諦めないといけなく、なかなかちょうどいいものがないという感じでした。
ゲーミング家具メーカーのバウヒュッテもDTM用途を意識した製品を出していたようですが、もう廃盤になっているような雰囲気。
Waveboneとの出会い
もうオーダーするか既製品を組み合わせて改造するしかねえかな〜と思っていたら、このWaveboneというメーカーを見つけました。
どうやら台湾のスタートアップ企業でスタジオ家具メーカーのようで、初めてここの製品を見たのは引っ越し直前の時期にたまたま寄った島村楽器の店舗でした。
店舗に展示してあったのが「Headquarter」というフラッグシップ的なモデルで、
![](https://assets.st-note.com/img/1682244327904-1l3ZiVsmW9.jpg?width=800)
座ってみた感じ、骨骨な見た目に反してしっかりしてる印象があって、お値段も10万円くらいと、10年使うことを考えたらまあまあ現実的。
ただ、「サイズが幅広すぎるんだよなあ」と思って再度悩んでいると、
Waveboneからタイミングよく、小さいサイズのモデル「Star Rover」が発売されました!
![](https://assets.st-note.com/img/1682244647905-XDJRB49U2w.jpg?width=800)
Star Rover は音楽制作のニーズに完璧に応え、わずか 0.83 m² のスペースしか必要としません。スペースに限りのあるミュージシャンも、ついに素晴らしいスタジオデスクを手に入れることができるのです。
だそうで、幅が約105cmと、今回の間取りの柱の間のスペースに少し余裕を持たせてハマるサイズ!
それでいて、キーボードトレイも別売りオプションでつけられるので、これは買えという啓示だと思い、デジマートでポチりました。
引っ越し前に買って、開封しないまま引っ越し屋さんに新居へ運んでもらい、入居してすぐ組み立てました。
メーカー公式の組み立て説明動画がYouTubeに上がってるんですが、使うネジの種類の説明が動画内ではなかったり、説明している人が途中でビール飲みに行きだして組み立ての工程が一部飛ばされたりと、なかなかロックンロールな解説だったけど、なんとか組み立てられました。
(途中で同梱されている説明書の方が正確な説明をしてたことに途中で気づく)
ネジ穴のサイズが微妙にズレていたりと、精度の高さはちょっと…と感じる部分もなくはないですが、組み上がってしまえば使用にはなんら差し支えないので、ここは目を瞑ります。
何より、キーボードトレイをセットにして8万円を切るという脅威の価格。
使ってみた感想
まだ2週間そこそこですが非常に満足です。
上段の棚の下にはラック機材をマウントできるスペースがあるんですが、僕はラック機材使わないので、付属の板で埋めて収納っぽくして、オーディオインターフェースやMacbook、バックアップ用のHDDなどを置いてます。(こういう選択肢をつけてくれるのも嬉しい)
引っ越し前に使っていた机はLOWYAで買った幅120cm、奥行き70cmの結構広めなものだったんですが、隅っこのスペースを遊ばせてたり、もったいない使い方をしてしまっていたので、Star Roverの下段メインデスクの幅105cm、奥行き40cmというサイズはかなりちょうどいいです。
このサイズが必要な人は結構いるんではないかと思います(特に日本のワンルーム住まいの方)
なお、引き出し的な収納は一切ないので、横に昔から使ってるIKEAのワゴンを置いて筆記用具やらリモコンや小物はそっちに置いています。
また、キーボードトレイも幅90cmくらいしかないので、MIDIキーボードだと49鍵が置けるギリギリですが、今まで使っていたのが37鍵だったので、むしろ自分にとってはアップグレードになりました。88あっても多分そんなにバリバリ弾けないし。
なので、念願のKomplete Kontrolを導入!やっぴー!
Komplete Kontrol導入!!
— ochi (@pigeons_tail) April 19, 2023
光る!!カッコいい! pic.twitter.com/cHaqg18gxQ
値段も手頃で品質もそこそこ、必要十分な機能は満たしてくれる、あらゆる点で「ちょうどいい」DTMデスク、Wavebone。おすすめです。
今回は家具なども半分以上入れ替えたので、連日段ボールの解体作業と組み立て作業が続いてたんですが、やっと引っ越し作業も落ち着いてきたので、そろそろこの新環境での作品に取り掛かろうと思います!
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