エモい

エモいって言葉も流行り出したあの頃は少し苦手だった。
何かにこぎつけ何でもかんでもこのエモいでまとめようとしてしまう流れが空気が。
なんとなく苦手だった。

けど、ふとした瞬間に
エモいでしかいい表せない瞬間が訪れる。
それに気づいてからこの言葉が苦手だとは言えなくなってしまった。

そんな瞬間に昨日も合いまして。

久しぶりに手持ち花火をした。
河川敷で。
ただそれだけ。でもそれが本当にエモいでしかいい表せない瞬間だった。

東京に来てから大きな花火大会はたくさんあって観にいく機会もあったけど
それもどれも迫力満点で美しいのだけど
でも自分たちで花火をしてみたくて。
けど都心は花火を気軽にやれなくて
アパートだから庭もなく自宅でやるわけにも行かず。

そんなこんなで都心を離れたいま。
条例で問題なくできることがわかり
花火やりたいの一言で決行した

ドンキホーテに行って花火セット買って
暗くなるのを待って
河原に降りて。

火がついて鮮やかな光が放たれたとき
わくわくとエモさとときめきと幸福と。
そんな感情で支配された。
500円の花火セットは一瞬でなくなってしまったけれど
最後の線香花火が落ちるまで
最高に楽しかった。

今朝起きたら雨模様。
雨女のわたし、よくその効力を表に出さずに済んだと褒めてあげたい。

最高にエモーショナルな時間を作れたこと
それだけで幸せだ。
きっとここから今年の夏がはじまる気がする。

わくわくするな、、

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