よく笑うタイ人
南米に1年間居住したり、お寺で瞑想修行したり、今はタイに半居住しているひろみです。
先日、この記事でタイ人の人間性の素晴らしさについて一部書いた。
記事を書いてから改めて、タイ人のことを振り返ってみると、タイ人はよく笑うということに気づいた。
今回は、そのことについて書いていきたい。
よく笑うタイ人
「タイは微笑みの国」と呼ばれるだけあって、毎日素敵な笑顔に出会える。
もちろんみんながみんないつも笑っているわけではないが、いろんなところで笑顔が印象的な場面に出会う。
騒がしい映画館
カルチャーショックを感じた場面でもあったが、タイの映画館は結構騒がしい。
日本では映画上映中に話すとか信じられないし、そんなことをしたらTwitterに悪口でも書かれるのが目に見える。
だが、タイは違う。
去年の12月に「Spider-Man: No Way Home」を見に、初めてタイで映画を見にいった。
時間にルーズなタイ人らしく、上映時間ギリギリになって人が入り始め、数分で僕しかいなかった席がほぼ満席になった。
映画を見ていて驚いたのが、コメディなシーンではみんな家にいるかのように笑い、感動的なシーンでは「oh〜」とドキドキな感情を声に変換して出す。また、スパイダーマンが活躍するカッコイイシーンでは、歓声を上げる。
要するに、上映中でも普通に声を出して映画を楽しんでいるのだ。
今までこんなことがなかったが、実はこの方が映画を楽しめる。
1人で静かにみるのも悪くないが、会場内で感情を共有した方がみんなで楽しんでる感がでるし、一体感が感じられてる何倍にも興奮度が増す。
少し話がずれたが、タイ人は公衆の場でもこうして感情をあらわにし、よく笑うということが言いたかった。
下らない動画でも笑えるタイ人
僕は一緒に住んでるタイ人がいるのだが、あることに気づいた。
よくTwitterやTiktokなどで流れてくるくだらない動画があると思う。
YouTubeにある動画でもいい。
僕はそれを見て「面白いな」とは思うのだが、声に出して笑うことは滅多にない。
日本人といる時も動画を見て声に出して笑う人はあまり見たことがない。
だが、同居人のタイ人はそれを見て声を出して笑っている。
たまにニヤニヤして何をしているのかと思ったら、下らない動画を見せてくる。
また、他にもミニオンズとかそういう類の子供向けの映画があると思う。
そういう映画にはふんだんにコメディな場面が差し込まれているのだが、それ見ても声に出して笑っている。
大人になっても一桁年齢向けの映画を見ること自体にも驚きだが、それで声を出して笑えることにも驚く。
タイ人は本当によく笑う。
日本人と何が違うんだろうと考えたが、やっぱりストレスがないから純粋な心のまま大人になれるんだろうか。
笑いとは別だが、タイ人は純粋な心の持ち主も多い気がする。
例えば家族や友達の扱い方を見ていて、そういうふうに感じることがある。
同居人が未だに子供向けの映画を見ているのもそういうことなのかもしれない。
いずれにしろ笑顔でいるのは素敵なことだ。
僕も見習わないといけないな。
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