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古着とOL#005 服は看板だから

【前回までのあらすじ】雑貨屋勤務を20年弱で辞めてアルバイトしている事務員が仕事着として古着を着ることを自身の歴史や傾向からさぐっていくおはなし

背景は背負えないので…

 服で自分を判断される面はあるとおもうんです。名刺代わりというか自分の何たるかを語るのに服装の負う部分は大きいとおもいます。
 例えば部屋を背負って(しょって)歩ければ、自分というものの背景は分かるとおもうんですが、如何せん、しょっては歩けません。その中で何をどう着ているかというのは「自己紹介」としては上等で常套なんじゃないかしら?

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表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。