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【休職記2】<1〜2ヶ月目>やらなくてもよかったこと

こんにちは。和泉です。

前回の記事では
「やってよかった」ことをまとめたのですが、
今回は「やらなくてもよかった」と思うことをまとめます。

改めてですが、2024年1月中旬から休んでいるので、
現在、丸3ヶ月が経過しました。

一般的には、

  • 最初1〜2ヶ月程度、とにかく休む

  • その後、再起する意思が芽生えたら、動く

という流れですが、
この「とにかく休む」時期が長引いてしまった原因が、
ここにあると感じてます。


「なにかしなければいけない」は✗

前回の記事でも書きましたが、
先生や保健師さんから、休養初期は
「なにもせずに寝てて良い」
「なにかしたいと思ったら、やる」
という時期、と聞きました。

しかし、なにもしないことに慣れていなかった自分が
この時期に「なにかしなければ……」ととっていた行動は、

  1. 自分自身を取り戻す行動

  2. 新しい自分を見つける行動

の2つに分類できました。

休むことによって、最終的には
1.を含めた「内省」を経て
2.につなげる必要がある、と考えているので、
行動自体は、問題ないと思いつつ……時期が悪かった。

特に休養初期において、特に2.は
あくまで「やりたいと思うこと」でないといけなかった
という反省を踏まえて、まとめます。


やらなくてもよかったこと

再掲ですが、休職後に予想していた3つのことのうち、

  • 時間がたくさんできる

  • お金は無くなる

  • 人と会う機会が減る

最後の「人と会う機会が減る」だけは、
僕の場合は、無視すべきだったというのが一番の反省です。

具体的にお話しますと……

友人・知人に会うこと

は、無理にしない方が良かったです。

「会いたいと心から思う人」
「心から信頼できる人」
「自分の状況を受け入れてくれる人」
……これが全て当てはまる人以外は、会わないのが無難です

休職初期に、会った人で言うなれば……

会社同僚

休職前に旅行の予定を立てていたため、会えたのですが、
同僚相手なのに、ついていけない話題が多くなり、
また、僕を除いた皆さんの仲が、深まっている気がしました。

旅行自体はすごく楽しかったのですが、
この前まで同じ部署にいたはずなのに、もうこの人たちとは違うんだな」
という絶望感に襲われ、色々あって1日寝込みました。

対して、
信頼できる友人は、会って良かったです。

地元の幼馴染や、前職の同期、
大学時代の友人に会った時は、
その時の本音を話せた上に、
今の状況を心底心配してもらえて、
自分のことのように怒ってくれたのが
本当に嬉しかったです。

(もし誰かに会うのであれば)

その人に心から会いたいかどうか
を大事にしてください。

心配して、
連絡をくれる人も少なからずいると思うのですが、
その思いに全て応えるのは難しい状態
ということは、意識すべきだったと思いました。

会っている時は楽しいのですが、
自分との格差を感じてしまうことが少なからずあるので、
少なくとも、今の会社の人と会うのは、
「とにかく休む」時には避けたほうが良いと思います。

この「格差を感じて落ち込む」ことが途中あったから、
気持ちを持ち直すのに時間がかかりました。


他にももう1つ、休養初期にやらなくてよかったこととして

お金の管理

も挙げます。

生きていくために必要なことではありますが、
僕の場合、収入が途絶える事実が精神的に辛く
絶望
し、回復が遅れたと感じています。

いずれ考えなきゃいけないことだと思うのですが、
休養初期でなく、次に向かって動き出すときに考える、
が、良いと思っています。

しっかりお休みができて、
次に向かって動き出す頃には、
傷病手当なども出ていると思います。
また、最悪、銀行などから、お金簡単に借りれるので…。

もし、どうしてもお金のことが気になれば、
「自炊する」「買い物を減らす」など
「節約」を意識するだけでOK、それ以上は考えない
がベストだと思います。


休養初期のまとめ

前回お話した通り、してよかったこと2つとしては、

  1. 好きなコンテンツを接種しまくる

  2. これまでできなかったことをしてみる
    (僕の場合は「宅トレ」「家事」「減煙」)

とにかく

「したいと思うから、やる」

という内発的なモチベーションが重要だと感じた部分です。

反対に、「やらなくてよかったこと」の背景には
「なにかしなければいけない」
という内発的ではないモチベーションが働いています。

言い換えれば、休養初期は、
「解決の糸口を探すために、必要そうなことをする」
のではなく
「自分を取り戻すために、自分の世界に没頭する」
ことを意識するのが良い、と考えています。


「没頭」がなぜ必要か

まさに、
yoshinoさんがまとめておられたことが、腑に落ちました。
(勝手に引用してすみません……)

休職中(休職中じゃなくても)、健康の次に大事なことは「知的好奇心」ではないかな、という気付きを共有してみました。

また、やりたいことや興味がすぐに思いつかない場合、
(中略)
これらに共通していることは、
①きっかけ → ②インプット → ③アウトプット
という流れになっていることです。

受け身ではない行動こそが重要。

これが、復職、退職、独立など、今後どのような方向になるにしても、社会で生きていくために必要な要素だと思っています。

休職中の大事なこと、1位:体調回復、2番目は?

「知的好奇心」をきっかけに動くこと
が、結果プラスに繋がっている点、感じています。

人に会うにしても、

・子育てパパになった前職同期
・転職で地元から他県に引っ越した幼馴染
・政治家を目指す大学の同級生

のような、自分と違う生き方をしている人に
「好奇心」を抱いたから、
話していて楽しかった
んだと思います。

また、違う生き方だからこそ、
僕の生き方の間違いを、指摘しやすく
僕にとっても、ためになったのかもしれません。

コンテンツを見漁ることや、
これまでできなかったことをしてみる、
というのもまさに「好奇心」から始めたことでした。

「好奇心(内発的なモチベーション)」から動く
→「没頭」できる

これであれば、やっていて苦にならず
続けられて達成感もあり
「仕事を休まなければいけなくなった」という状況での
自己肯定感UPに繋がる
のではないかと思います。


そして、休養初期にもう一つ重要なことは

アウトプットを焦らない

ことではないかと思いました。

ストレスにさらされて、「自分」を見失っている状態が、
休養初期です。

そのタイミングで、自身がインプットしたことを、
アウトプットに変えていくことは、
非常に難しいと思います。

そのため、休養初期は、
とにかく「興味のあることをインプットする」ことに専念。

最初は「なにもしてない自分情けない」と思うかもですが、そのうち「アウトプット」が湧き出てくるようになります。

それが、次のステップに進むきっかけになりそうです。

その時は、noteなりSNSに書くでも、友人と話すでも、
欲望に任せてアウトプットをしていけば、
抑圧してきた自分自身が見えてくるかもしれません。

そんな期待から、noteを書き始めた僕も、そうです。

没頭しきれなかった自分

通常「ここまで1〜2ヶ月程度の人が一般的」
と聞いた記憶があるのですが、
僕の場合は、3ヶ月経った今も、
次のステップに進めていません。

休養初期に、
下手に「外発的なモチベーション」で動いてしまった結果
と思っています。

僕も、妻も、回復しない状況に焦りを感じているのですが、
復職以外の選択肢が思い浮かばない中で、
復職することは、あり得ないと考えており……堂々巡りです。

そんな3ヶ月目の様子は、次の記事でまとめます。

最後になりますが、改めて、
休養初期は
「やりたいことをやりたいときにやる」
「インプットに専念してOK」
という点、もし参考になれば幸いです。

ぜひまた、次の記事もご覧ください。


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休職1ヶ月後くらい
キャンプで見た本栖湖からの富士山

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