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日本酒地図を作ろう!! 〜④-3 宮城の巻②〜

みなさん、こんにちは。米好き酒好きTKDです。
休肝日を作る難しさですよ、最近の課題。「せめて、月曜日と火曜日くらいお酒控えようか」などという心がけをしている夫婦の会話とは思えないLINEで本日月曜日、休肝日中止。

火曜日は近所のスーパーお休みなんです(^^✨

「フグの一夜干し買う」って言ってんのを止められるほど、野暮ではありません。そして、それを日本酒でお迎えしないなどという、無粋な真似もできません、よね😋?ということで、「1都道府県につき1銘柄」を目指したリライト企画第2回(でも、最終回です)、宮城の「日輪田」です‼︎

「これが日本酒のラベルってもんだろ」という、低くて渋い声が聞こえそうな堂々としたビジュアル😍
「和紙」っぽいラベルの材質は、目だけでなく手も楽しませてくれました。

またしてもこみや酒店さんにおせわになりました。こちらは本当にハズレがないので安心してお酒チョイスできます💕

飲もうとすると不思議と「お花の香り」がしました。ピンクから薄紫くらいまでの色合いのお花が一面に咲き誇っているような風景が、頭の中に広がります。その後口に含むわけですが、お米とお水の質が共に高いということがしっかり伝わってきます。お互いの上品な甘さが絶妙に混ざり合って、更なる豊かさを生み出しているような気がしてきます。

蔵元である萩野酒造さんがある宮城県栗原市金成有壁新町は、海よりも山に近い内陸部にあるのですが、周りの山で培われた最上のお水が、米を育み、やがてまた混ざり合ってこその味なのかもしれません。

さぁ、いよいよお待ちかねの「フグの一夜干し」との出会いです😋その他にもいろんな和食でお出迎えしました。

さつまいも・蓮根・鶏肉の甘酢炒め、フグの一夜干し、五目ひじき

このお酒、磯由来のツマミととっても相性いいです!フグの一夜干しはもちろんなんですが、五目ひじきもオツなんですよ。大袈裟に言えば、磯風味が日輪田の風味をムクムクと膨らませて、口から噴き出させる寸前でした。

調子に乗ってきた我々夫婦。ツマミを追加してみましたところ、

クリームチーズのたまり醤油漬け(@こみや酒店)

今度は日輪田が「相手の味を膨らませる側」に回るんですよ。こってりとした醤油の風味を纏って、より濃厚になっているクリームチーズの味が日輪田と溶け合ったと思ったその瞬間に、まるで爆発したかのように口の中にほとばしります。

つくづく摩訶不思議なお酒です。合わせるおつまみによってこんなに自由自在に立ち位置を変えられるお酒って初めてでした。純米吟醸酒は食事と楽しむお酒だと言いますが、日輪田はその楽しませ方がもはやエンターテインメントの域だと思います。息も付かせぬほどに表情を変えるから、おつまみをお腹に入れられるうちは毎分楽しめるわけです。ワクワクドキドキしながら酒卓が進み、「あー、美味し楽しかった!」っていう素晴らしい体験ができますので、見つけたら即買いしましょうね、皆さん😊

「瓶を立てて」というお言付け、守れなくてゴメンなさい😞
なのでなるべく早く飲まなきゃと思いました。

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