日本酒地図を作ろう!!〜㊼沖縄の巻〜
「臭っっせぇぇぇ〜!!😍」
インパクト抜群の香りで、黎明の登場です。日本酒の香りに、独特のクセの強さが入り混じり、旅のフィナーレを迎えてただでさえ上がるテンションを、より一層高めてくれました。
でも口に含んでみると、拍子抜けするほどスッキリした味わい。それだけでなく、喉越しも、胃の腑への染み込み方も、とにかくスッキリ。このギャップが大きくて、「あれ?これっていつまでも飲めちゃうんじゃない?」と思ったほどです。が、実はそれこそが黎明の仕掛けた「罠」でして、私より酒に愛されている妻が早々に
「あー、今日もう止めとく😢」
と言い残し、早々に床に就きました。この企画でもほとんどなかったギブアップによる翌日持ち越し。。。こうして振り返ると、「香りで警告されていたんだ、、、」と気付かされます。
「甘くんーじねーやますんどー」
(意:「甘く見るとケガするぞ」BEPPERちゃんねるより)
すみませんでした。。。甘く見過ぎてて、1日目の食事は写真撮ってませんでした^^;)。ただ、相性の良さそうなツマミは何となく掴んでいた気がします。
白身の魚。それも、フライ。
自宅近くにある魚のお惣菜屋さんで売っているカレイの唐揚げと、一番相性良かったです。この組み合わせの段階で、出会い頭な感じが漂ってますよね。。。天ぷらならまだしも、唐揚げって普通はビールやハイボールと合わせてますからね(って、私だけ?)💦これならローソンでOrionビール買った方が正解だっただろうに、ノリで黎明開けちゃってゴメンなさい😞
というわけで翌日リベンジです。
しかも、反省を踏まえてちゃんと沖縄に思いを馳せた上でのリベンジ。
魚・辛い調味料・豚辺りに、沖縄へのリスペクトが粗々しく表現されております。これが大成功でした😊特に、ハラペーニョみそがコーレーグスの代わりをつとめてくれたようで、温野菜とのマッチングが絶妙でした。そして、豚肉ソテーはラフテーの代わり。開栓翌日で空気と混ざり、まろやかになってくれた黎明の歩み寄りも手伝って、和やかな食卓となりました。
この体験は、泰石酒造さんの弛まぬご努力のおかげで得られました。この1年日本酒を買いまくりましたが、足を運べる酒屋さんで手に入らなかったのは宮崎県の千徳と、この黎明の2本だけ。それくらい、レアな銘柄です。
元々覚悟はしておりました。「沖縄県のお酒と言えば?」と問われれば、私の頭に浮かぶのはやっぱり泡盛。「沖縄県の日本酒って、そもそもあるのかなぁ、、、」という疑問はありましたが、調べれば分かるだろうことを調べようともしないまま、ノリで始めちゃったのがこの「日本酒地図を作ろう!!」でした。
案の定、沖縄で清酒を作っている酒蔵さんは泰石酒造さんしかないんです。
造り手が少なければ、製品が少なくなるのは当然ですね。その背景にあるのは、伝統的な日本酒造りには決して向かない暖かい気候にあるのは言うまでもありません。
それでも「沖縄で日本酒を」と言う挑戦を50年以上前に始めてくれて、それを現在まで続けてくださったからこその和やかな食卓であり、「日本酒地図を作ろう!!」の完成でした。というわけで、今回が最終回なんですけど、大事なことを忘れていました。
「地図は?」
最初のうちは、日本列島の白地図に各都道府県の銘柄や酒蔵さんのお名前を手書きして、地図そのものの完成を目指してやっていたのですが、いつの間にやらサボりだし、気がついたら文章書いて終わるようになってしまっていました💦でも、「目録」はできましたので、これを大切にしてちゃんと地図をお目にかける日を迎える準備をしたいと思います(あー、中途半端)。
皆様、ここまで旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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