【LEGO日記】ブレーキ

一途に、真っ直ぐに、決めたことに向かって突き進む人がいる。

「猪突猛進」とは、こういう人のことを表しているのだと思う。

この人は、自らの強い思いで進むスピードを上げる。加速がついて熱量も上がる。

その様子に共感する人や、「勢いがある人に乗っかれ！」とばかりにとにかく追随する人などが加わり、重量も増す。

いつしか彼らは「強い思いの一塊り」となっていた。

そこに、彼らとは何の関係もない小さな人が通りかかった。

このままいくとこの小さな人は、爆進する巨大な塊に跳ね飛ばされてしまう。

そんなシチュエーションで、私はどう行動するだろうか？

この作品を見る限り、どうやら塊にブレーキをかけようとして身を呈するつもりらしい。

通りすがりの小さな人に声をかけたり、手を引っ張ったりして、塊の進路から退いてもらった方がよっぽどリーズナブルなはずなのに何故だろうか？

この問いとは、少しの間付き合ってみようと思う。

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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。

ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。

ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。