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アルゼンチンババア


アルゼンチンババア、吉本ばななさんのアルゼンチンババアを読みました。

なぜ読もうかと思ったのだっけ…。確か、タイトル、そういった本を出していたのは前から知っていました。最近、テレビでアルゼンチンの特集を見ました。そこにいかにもラテンらしい陽気な素敵なおじさんが出てきていました。カメラを向けられたおじさんは、小躍りしてするっと去っていき、それが何かいいなあと感じました。

それで私の頭の中にアルゼンチンが残り、それから私のもふもふでお茶目な灰色の脳細胞が、検索エンジンのように「アルゼンチンババア」を引き出してきたからです。

読んでみたらアルゼンチンが舞台というわけではなく、通称アルゼンチンビル・アルゼンチンババアが存在しました。

読み終えて私は、自分だけの遺跡か。私の遺跡は、今どんな感じだっけ、どんな風にしていきたいんだろう。どんな遺跡を作っていこうかと思いました。

あと、何とも言えない不潔さ、意外に慣れてしまう環境、居心地の良さ、気高くて純粋女性だと分かった後、遺跡に対して歴史や凄み素晴らしさを感じつつもやっぱり汚さを感じてまた慣れて、また汚いって感じてを繰り返してるところ。

ビルの中の汚さ加減を追体験…?共感が、自分もその場にいるみたいに感じました。

そういえば、沖縄の記念コイン、100円玉をスーパーでゲットしていました。よく見ると百円玉の表に、小さなイルカが2匹います。とてもかわいい。アルゼンチンババアを読んでから、100円玉のイルカちゃんが手元にくるのは中々素敵な偶然だと思います。つい恋人に100円玉を自慢してしまいました。恋人は私と沖縄に行きたいと言いました。美ら海水族館でイルカとか一緒に見れたらいいななんて思いました。

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