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よく他人の企画の相談にのっている人が共通してやっている、たった1つのこと

なんか書店に並ぶビジネス書みたいなタイトルになっちゃいましたね。こんにちは。今日はタイトルの通り、ぼくのまわりに「あの人ってアイデアマンだよね」と言われる人、ないしは『企画に困ったときによく相談にのっている人』を見ていて気づく共通則について考えたいと思います。

前に『物知りさんからアイデアマンに成長するための2step』という記事を書きましたが、その続編のイメージです、

他人に企画の相談にのってくれと頼まれる人ってどういう人なんでしょうか。皆さんの周りにも1人はいますよね。この人と話していると何故かいいアイデアが思いつくんだ、という人。

他人に企画の相談にのってくれ、と頼まれる人は言い換えるなら「面白い企画を考えられる人」「物事の新しい視点に気づける人」とも言えるわけですね。さらに言い換えるなら、他人に企画の相談にのってくれと頼まれるようになったら、あなたの企画力や発想力、新しい視点の発見に優れているといえるのかもしれません。

例えば、僕の会社のチームマネージャーはまさしくそういう人で、よく他人の企画のブレストに呼ばれて参加しています。他には去年一緒にプロジェクトをやった先輩もそうですね、彼なんかはその強みを自覚していて社内で「ブレストに僕呼べるサービスやってます」と売り込んでいます。

他にもたくさんいますが、彼らと接していると誰にも共通することが1つあります。なんかもったいぶって書くと凄い発見に聞こえますがそんなことありません、極めてシンプルです。


『見て!これ超面白くない??』を他人に言いまくっている

凄い発見を期待した人すみません。これだけです。でもこれだけが実はとても重要なんですね。先ほどのチームリーダーや先輩は、何かおもしろいことを発見するたびに「ねえねえ、これ知ってる?超面白いんだよ」と話しかけてきます。

上で紹介した『物知りさんからアイデアマンに成長するための2step』でも書いたんですが、アイデアマンに必要なのは、他の分野の知識を"借りてきて"問題に当てはめる力で、そのためには日頃から様々な情報をインプットしておく必要があるという話を書きました。

じゃあ、インプットさえしておけばいいのか?と言われるとそれだけじゃ足りない。よく言われることですが、インプットはアウトプットを想定して初めて効果を発揮します。インプットを効果的に行うには、アウトプットをすることが重要です。

その意味で、他人に話すというのは実にアイデアを考える、そのためのインプットをためるためにすごく効果的な行為だと思います。

また、アウトプットを続けていくうちに、他人に面白いものを伝えているうちに、周囲からもこの人はいろんな面白いことを知っていると知ってもらえるため、ブレストに呼ばれるようになったり企画の相談にのってと頼まれるようにもなるでしょう。


最初は無理矢理にでも面白いポイントを探していく。すると面白さを発見する力が磨かれる

でも、そんなに身の回りにおもしろいことないよ、おもしろいと思えることに出会えないよ、と思う人もいるんじゃないでしょうか。仰るとおりだなと思います。たしかに、実際自分がおもしろいと思えるものばかりじゃ世の中ないですよね。

じゃあ、その「超面白いんだよ」と話しかけてくる人と、私たちの何が違うのかと言うと、面白がる力が発達しているかどうかなんだと思います。要は『なんてことないもののなかにどう面白さを発見できるか』という力。技術と言い換えてもいいかもしれません。才能ではないので、訓練すれば誰でも身につくものだと思います。

なので日頃から「これって面白いね。だって〜〜」という口癖をつけておいて、身の回りの面白さを見つける訓練をしておくといいんじゃないかなと。すると、気づくと面白いものが自分の中に溜まっていき、気づくとアイデアを考えるのが楽しくなっていき、気づくと周りにブレストで頼られる存在にもなっているかもしれません。

そして、頼られるようになると、その期待に答えなきゃと思ってさらにインプットを習慣づけていくようになっていくかもしれませんね。


まとめ

身の回りのいろんなものに、面白がる癖をつけて、それを周りに話していく習慣をつけることで、

1. 自分の中にインプット/アイデアの種がたまる
2. 他人から、面白い発想ができそうと期待してもらえる
3. 他人から、企画の相談をされるようになる
4. 頼られると期待に答えなきゃと思ってさらにインプットをするようになる(⇒1へ)

という好循環が起きると思います。僕も気をつけていますが、皆さんもぜひ周りのいろんなものを面白がって、他人に話してみるようにしましょう。まずは友達、家族、恋人、仲のいい同僚なんかで始めてみてはどうでしょう。

それでは!

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