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まず渡航する時期と期間を決めよう

1.大人が休みやすい時期を考える

 費用が先だという声もあるかもしれないが、筆者はスケジュールを先に決めることを勧めたい。結論から言うと、費用はあとでなんとでもなることが多く、最も優先させたいのは「行きたい」という気持ち。(これは本当)

 そして、滞在期間によって費用は異なる。だからまずは時期と期間を決めよう。

 なお、会社員であれば休暇を取得しやすい時期が決まっている。順に、夏休み(6~9月)、年末年始(12月末~1月上旬)、ゴールデンウィーク(5月)、シルバーウィーク(9月)である。当然、その時期は航空券も高い。

2.子供の通学を想像する


 
どのくらい子供を学校へ通わせるか。そして盲点になるのが「予防接種」。わが子のタイミングを外して渡航しよう!

以下は、厚生労働省の下で発表している表だ。子の状況を確認するとよい。小学生~高校生相当年齢の予防接種スケジュール
ワクチンの中には、1回目の接種後、数か月したら2回目を打つ、という類もあるから、渡航後、一時帰国しないようにしたいものである。

①期間

 1日でも、1学期でも、1年でもいい。ただ注意点は、たった1日だけの通学でも、入学金が必要だ。
 よって、結論から言うと、最低でも1週間、出来れば1か月、可能なら1学期の間は通わせることを検討してはどうか。
ちなみに、学校見学だけであれば、もちろん無償だ。

②時期

 子供が環境に適応しやいよう配慮するなら、お勧めは学校の新学期に合わせるのが馴染みやすい。なぜなら、新学期はどの生徒にとっても、新しいクラスの始まりで、生徒の人間関係はもちろん、親の人間関係もゼロスタートだからである。

 日本の新学期は春の4月に対し、ニュージーランドの新学期は2月。よって、調整できるなら、2月1日の入学に焦点を絞って、その前に余裕をもって入国したい。物理的な準備が整い、心と身体を現地に適応させる。そして、ある程度、親も子供も生活に馴染んでから、新しい学校生活を始めよう。

3.最終的な滞在期間と想像する

 1と2を考えたら、おのずと家族の全体計画が見えてくる。そうしたら、その後で大切な学校選びと住まいを考えていこう。


次は「学校選びと住まい」にいきます。
が、「その前にちょっと行く決心が固まらない方へ・一言アドバイス」を宜しかったら、ご一読ください。

 


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