ブルーライトカットは必要?
みなさんこんにちは。理学療法士の吉田侑矢です。
4月に入り新生活がスタートした方も多いのではないでしょうか?
新社会人のみなさんおめでとうございます!
入学など新しい環境に入った人たちもおめでとうございます!
さて、今回は新しい環境で多く触れることになるかもしれない【ブルーライト】についてお話ししようと思います。
私自身社会人1年目の際にブルーライトカット眼鏡を購入し、違いをとても感じたうちの1人です!
ブルーライトって何?
そもそもブルーライトとはどういうものなのでしょうか?
人の目に見える光である『可視光線』というものがあります。
この可視光線に含まれているのがブルーライトであり、目の奥まで届く非常に強い光のことを言います。
パソコンやスマートフォンなどでブルーライトが出ていることは皆さんもご存じだと思います。LEDは電球に比べブルーライトが多く含まれています。
人工的なものだけではなく、自然界にもブルーライトは存在します。
それは・・・『太陽光』です!
太陽光のブルーライトはオフィス環境での約100倍と言われています。
太陽って直接見たら相当まぶしいですよね?
逆に言えばその1/100の強さでオフィス環境ではブルーライトにさらされているわけです!
あまり目にはよくなさそうですよね。
ブルーライトの特徴
そんなブルーライトはほかの光と大きく2つの違いがあります。
1つは可視光線の中で最強の光であること。
先ほどお話しした可視光線の中でも波長により強さが分かれますが、その中でもブルーライトは強い光で、眼球にある網膜という光が集まる組織に負担をかけてしまいます。
もう1つは光が直線的ではなく散乱することです。
空気中にある水分やほこりなどにより散乱・反射することでピントが合いにくくなり目の疲労へとつながってしまいます。
ブルーライトのメリット・デメリット
ただブルーライトは悪いことだけではありません。
ブルーライトには体内時計やサーカディアンリズムを整える効果があります。
朝に太陽光を浴びることで心身がリセットされ身体の状態が1日の始まりを迎えることができます。
また脳の活性化を促す作用もあります。
メリットとデメリットは『=』と言ったりすることはありますが、まさにその通りかとおもいます。
ブルーライトにより体内時計のリセットを行うことができる。
つまり、夜にブルーライトを浴びることで眠気が覚め脳が活性化してしまいます。
そのあと眠ろうとしても睡眠の質が下がってしまいます。
また前項でお話しした特徴の光の強さや散乱により網膜など眼球に疾患を抱えてしまう可能性があります。
ブルーライトカット
ではブルーライトはどういった方法で抑制するべきなのでしょうか。
①ブルーライトカット眼鏡
最初に皆さんの頭に浮かぶのはブルーライトカット眼鏡ではないでしょうか?
その名の通りブルーライトを軽減させる効果を持つと言われています。
冒頭にもお話ししましたが、私も社会人1年目の時にパソコン作業に追われていた時にかけることでだいぶ変わりました。
目の疲労やぼやけなどが減少しました。
しかし最近は学会でブルーライトカット眼鏡は効果がない(科学的根拠がない)と発表されたこともあり、少し複雑ですね…。
②スマートフォンの設定を変える
デバイス側の設定を変える方法もあります。
iPhoneにもandroidにもブルーライトをカットするモードがあります。
ブルーライトの量を減らし暖色系の光が多くつかわれるモードです。
画面の色は普段と違って見えますが、目には優しくなるでしょう。
③20-20-20ルール
最後はブルーライトのカット方法ではないですが、視力低下や眼精疲労などの予防ができる『20-20-20ルール』です。
これは20分電子画面を見るごとに、20秒以上20フィート(約6m)以上離れた景色を見るというルールです。
今まであまり気にしてこなかった方も、これから新しい環境で目を酷使する方も1度見つめ直してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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