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スポーツ現場で働く方法〜トレーナーを目指すあなたへ〜

皆さんこんにちは!
理学療法士の増田です!

最近高校生からこんな質問がありました。
「スポーツ現場でトレーナーとして働くにはどんな資格が必要ですか?」

皆さんはスポーツトレーナーになるにはどんな資格があるか
ご存知でしょうか?

今回は、スポーツ現場で働くためにはどんな資格が必要なのかを
解説していきます。

■スポーツトレーナーとしてスポーツ現場で働くには

スポーツ現場でトレーナー活動するには「資格」が必要です。
怪我やトレーニングなど身体のことに関わるには勉強をすることが必須になります。
勉強した結果「資格」を取得することができ、スポーツ現場で働くための第一歩となります。

では、どんな資格を取得すればいいのでしょう?
身体に関する資格ならなんでも良いわけではありません。
スポーツ現場に必要となる資格を選択していきましょう。

①なりたい自分を考える

まずはスポーツ現場でどのように働きたいかを考えましょう。
・選手の怪我を治したい
・パフォーマンス(競技が上達)を上げたい
・トレーニングを指導した
・プロスポーツに関わりたい
など、どんな自分になりたいかを考えます。なりたい自分によって必要になる資格が変わります。

②選手の怪我を治したい

○理学療法士

まず1つ目は理学療法士です。私増田も理学療法士を取得しています。
理学療法士は病院に勤務していることが多い職種ですが
近年はスポーツ現場での活動も増えています。

理学療法士は大学や専門学校で3〜4年間学び、取得できる国家資格です。

スポーツ現場での理学療法士の役割は
・怪我のリハビリが中心です。
例えば、野球選手で肩を痛めて投げれない選手を投げられるようにするためにリハビリを行います。
肩の関節の動きを改善したり、筋肉の硬さや筋力の弱さを改善し再び投げれるようにしていきます。

理学療法士はスポーツ現場で働く資格の中では給料が安定しています。

○柔道整復師

2つ目は柔道整復師です。
理学療法士同様に大学や専門学校で学び取得をできる国家資格です。

柔道整復師は他の資格にない
「骨折・脱臼を治せる」という強みがあります。
ただ、スポーツ現場で起こる件数は多いわけではないので
比較的マッサージなどを行うことが多いです。


○アスレティックトレーナー

アスレティックトレーナーは大学や専門学校で学び取得出来ますが
国家資格ではありません。

スポーツ現場では、理学療法士同様に選手のリハビリを行うことが多いですが、理学療法士が関わる分野より「トレーニング」に特化しています。

肩が痛い選手が痛みをなくす・投げられようにする→理学療法士
試合に復帰出来るように強化する→アスレティックトレーナー
イメージは上記のような感じです。

アスレティックトレーナーは資格合格率が非常に低く難しい資格のひとつです。
また、似たような資格も複数存在します。

③パフォーマンスやトレーニングを指導したい

パフォーマンスやトレーニングに関わるには
ストレングストレーナーをという資格があります。
こちらは民間資格ですので、4年制大学を卒業していれば受験資格が与えられます。

一般的にはフィットネスジムなどに勤務していますが
近年のトップアスリートチームには必ずストレングストレーナーがいます。

役割は主には筋力や体力、パワーやスピードを強化し
現状よりも選手をパワーアップさせることです。

トレーニングを中心に担当しているので怪我の対応は出来ないことが多いです。


ここまで、いわゆる「スポーツトレーナー」と言われる資格を4つ紹介しました。
皆さんのなりたい自分がどの資格に近いでしょうか?

資格それぞれに特徴がありますので、自分の望む道に進むことをオススメします!!

次回はスポーツ現場で働く「理学療法士」はどんなことをしているのかをお伝えしていきます。

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