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中学数学の得点が簡単かつ爆速で伸ばせる勉強法

Ⅰ中学数学が難しい理由

 定期テストですら中1の最初から今回の範囲まで出題されることが最大の問題点です。
 定期テストの時期になるとテストの範囲が公開されます(教科書○○ページから○○ページまでのように)。
 しかし、数学の場合はそれ以前に授業で習った内容も出題されます。基本的には1年生で習った内容が理解できていないと2年生以降の授業についていくことは困難です。

 例えば、3年生では2次関数を習うのですが、2次関数を理解するためには1次関数の知識がないと難しいです。このように、数学では以前習った内容を身に着けていることを前提に授業が進みます。そのため、1度でもつまづくとそれ以降の授業についていくのが困難になります。
 定期テストでさえ実力テストのように以前習った内容を必要とするので、苦手になる人が多いのだと思います。
 英語も同じような性質を持っていますので注意しましょう。
 国語の場合であれば、漢字など一部を除いて以前習った内容が出題されることは少ないです。定期テストであれば、授業を聞いてその文章の重要な部分をしっかりメモし、その授業で習った漢字や言葉の意味を勉強すれば大丈夫です。以前習った漢字は読めれば問題ありません。
 理科や社会も同じような性質を持っているので苦手になる人が少ないです。

Ⅱ勉強のやり方

①毎日復習をしましょう

 復習を徹底しましょう。1度でもつまずくと授業についていけないということは、毎回の授業を復習して、いつその知識を聞かれても答えられるようにする必要があるということです。
 英語もそうなのですが、この2科目は他の科目よりも優先して復習を行ってください。とにかく毎日復習をしましょう。
 
1,2年生の場合は他の科目は月1回の復習で大丈夫です。定期テストの時期に全力を尽くしましょう。それ以外の時間は英数に時間を割いてください。
 授業で一度解いた問題を解きなおすのも有効です。学校配布の問題集も繰り返し解いて問題の解き方を暗記しましょう(数値の暗記ではなくどのように解くのかを暗記します)。
 問題を解きなおす際は必ず手で書いて問題を解いてください。見るだけで終わってしまうと計算ミスの可能性が出てきます。とくに、計算だけの問題の場合は必ず書いて計算しましょう。テストの時は必ず書いて答えるのでその訓練にもなります。
 その分野での計算ミスがなくなるまでは必ず書いて問題を解くようにしてください。復習の時も同様です。

②苦手な人は中1の1学期から復習してください。

 数学は中学1年から今まで習ったところまですべての出題されるということなので、苦手な人は1年の最初から少しずつ復習する必要があります。
 なので、1年の初めから教科書の問題を解きましょう。教科書の問題を教科書の順に手書きで解いていきます。それだけでもたくさんの問題を解くことができます。
 注意点は各章の最後にある難しい問題は無視することです。難しい問題は復習が授業に追いついてからでも大丈夫です。
 授業に追いついたのが3年の冬休み明けだとしてもよほど難しい入試問題でなければ入試で半分は取れます。追いついたのが3年の5月であれば高得点も夢ではありません。
 授業に追いつくまでは1年からの復習に時間を割きましょう。1年の内容を覚えていない場合だと2年以上の内容はほとんどわからないはずです。授業の復習よりも教科書の復習を優先しましょう。なるべく早く教科書の復習を終わらせて授業に追いついてください。

Ⅲ中学数学を勉強するメリット

 高校数学は中学数学がしっかり理解できていることを前提に進みます。
 
中学数学が得意であれば高校数学はスムーズに学習できるということです。

 高校数学をあきらめてしまう人は、中学数学が苦手で高校数学に初めからついていけない場合も多いです。

 高校入試はよほど難易度の高い高校でない限り数学の点数が50点台でも合格できてしまいます。内申点や他の4科目の点数が高ければフォローができることが理由です。

 高校入試で50点台だと高校数学についていくのは困難です。それこそ、高校合格後に数学の復習をして入学までに80点は取れるように勉強しないといけません。

 そうならないように数学は全力で勉強しましょう。しつこいですが2年生までは英語と数学だけ勉強するくらいでも大丈夫です。定期テスト前は全科目勉強してくださいね。

 大学入試の数学は最も点差がつく科目です。数学が得意であれば文理問わず圧倒的に有利になれます。頑張って勉強しましょう。


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