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中学歴史-9 江戸幕府の始まり

Ⅰ徳川家康の統一事業

関ヶ原の戦い徳川家康(とくがわいえやす)が勝利し江戸幕府を開く

 家康は征夷大将軍に任命される

江戸幕府を開き、大名にを治めさせて全国を支配した


Ⅱ江戸時代の始まり

江戸幕府の仕組み

親藩(しんぱん):将軍家の親戚

譜代(ふだい)大名:関ヶ原の戦い以前から従った大名 江戸から近いところに配置

外様(とざま)大名:関が原の戦い以後に従った大名 江戸から遠いところに配置


江戸幕府の政治

武家諸法度(ぶけしょはっと):大名たちに守らせた決まり

参勤交代(さんきんこうたい):1年ごとに江戸と領地を行き来させる制度

 3代将軍家光の時代に定められた


農民の統制

 五人組制度で年貢納入の連帯責任を負わせた

 人口割合の8割は農民(百姓)身分


江戸時代は身分が厳格に分けられていた

 農民百姓)武士町人などの人口比の円グラフは覚えておいてください


Ⅲ江戸幕府の海外交流

1612年:キリスト教が廃止

絵踏(えふみ)キリストの像を踏ませることでキリスト教の信者を探した

朱印船(しゅいんせん)貿易:幕府は初めのころ朱印船貿易を行って海外と交易を行った

 東南アジアに日本人町ができていた

1614年:鎖国(さこく)がはじまる

1637年:天草・島原一機(あまくさ・しまばらいっき)が発生

蝦夷(えぞ)(北海道)・清(しん)(中国)・琉球(りゅうきゅう)(沖縄)・朝鮮・オランダとのみ貿易を行った

 長崎の出島(でじま)でオランダ・中国と貿易を行う

 琉球王国は薩摩藩に服属させていた

 松前藩は蝦夷地に住むアイヌの人々との交易を独占した

 対馬藩は朝鮮と交易を行い朝鮮通信使が江戸へ派遣されていた

出島の屏風は教科書でチェック!


Ⅳ江戸時代の経済活動

新田開発や新しい農具の発明によって農業の生え産力が高まった

 千歯(せんば)こき 備中(びっちゅう)くわ

 農具の写真は教科書でチェック!

各地の風土に合わせて特産物の生産が行われた

 特産物は売って現金にできる商品作物として盛んに生産された

 寛永通宝(かんえいつうほう)等の貨幣も流通した


江戸を中心に五街道(ごかいどう)が整備された

 関所を設けて通行人や荷物輸送の監視を行った

 東海道(とうかいどう)・中山道(ちゅうさんどう)・甲州街道・奥州道中・日光道中 


西廻り航路東廻り航路が整備された


江戸・大阪・京都は三都と呼ばれた

 五街道と航路、三都の地図は教科書でチェック!

大阪は経済の中心地となり各藩の蔵屋敷(くらやしき)が置かれた(天下の台所)

都市部では株仲間(かぶなかま)が結成される


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