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見なきゃ損! 実力テストや高校入試で高得点を爆速でとれる中学理科の勉強法

Ⅰ模試や実力テストと定期テストの違い

 中学理科は大きく分けて、物理、化学、生物、地学の4分野に分けられます。
 
そして、毎年4分野を少しずつ勉強する形で授業が進みます。

 定期テストでは、教科書の「00ページ~00ページ から出題します」という形で出題範囲が課せられることがほとんどです。

 模試や実力テストの場合も範囲が広く、今まで習った内容全てから出題されます。それでも基本的には一緒です。

 違うのは出題のされ方です。出題が学年ごとではなく、物理、化学、生物、地学の分野ごとに出題されるので、教科書の順番とは異なる出題形式になります。

 ここを頭に入れると復習が楽になり、短期間で高得点が取れるようになりますよ。

Ⅱ80点以上取れる勉強のやり方

①分野ごとに復習をしよう!

 復習は4分野ごとに行うと入試と同じ内容の問題に対応しやすいです。1つの分野を集中して復習することで、理科の中に得意分野を作れます。

 授業では毎年4分野を勉強しているので、復習の際には3年分の教科書を集めて1分野ずついっきに復習しましょう。

 1、2年生であればノートを分野ごとに分けることもおすすめです。復習が楽になります。

②4分野の説明

 教科書によって名称が異なりますが、勉強する内容を抑えて区別してください。

物理分野

1年「音・光・力」

2年「電流と磁界」

3年「仕事とエネルギー」

化学分野

1年「身のまわりの物質」

2年「化学変化と原子・分子」

3年「化学変化とイオン」

生物分野

1年「植物のしくみ」

2年「動物のしくみ」

3年「生命の連続性」

地学分野

1年「大地の変化」

2年「天気とその変化」

3年「地球と宇宙」

 3年の最後には特殊な分野がありますが、そこは今までの応用になります。4分野の復習が終わってから手を付ければ問題ありません。

 分野ごとの復習をする場合ですが、3年で最初に勉強する分野の復習から始めてください。教科書ごとに授業の順番が異なるため、学校で使っている教科書を復習を行いましょう。

 本格的な復習は3年生からで大丈夫です。1つ目の分野が6月中に終わるはずなので、そこに合わせて復習を終わらせるくらいで大丈夫です。余裕がなければ英数に絞って勉強し、定期テストの勉強だけを頑張っても大丈夫です。

 1,2年生は英数の勉強に全力を注ぎましょう。理科の復習はよほどサボらない限り6カ月以内に終わらせることができます。

 1分野ずつ勉強するメリットはほかにもあります。1つでも得意分野を作ることで、理科に自信を持つことができることです。どんなことでもそうですが、小さな成功体験が自信につながり成功を導きます。まずは1つの分野を得意にしましょう。

③知識の復習は問題を解いて実行する

 教科書やノートを見るだけの復習では勉強効率が悪いです。ワークや先生からいただいたプリント、今まで解いてきたテストなどを解き直して復習をしましょう。

 理科の場合は、計算問題やグラフ、表の読み取りなど、暗記だけでは解けない問題が数多くあります。特に物理分野は数学のような性質をもつので教科書やノートでの暗記ではすぐに限界が来ます。

 問題を解きながらだと比較的短い時間で勉強ができます。時間が余ったら英語や数学に時間を割きましょう。理科は時間をかけすぎてはいけません。

 市販の問題集を使う場合はレイアウトがよくやさしめのものを使いましょう。問題の解説がいい問題集を探してください。解説がいい問題集は復習時の学力向上度を上げてくれますし、問題を解く回数を増やすことで解き慣れを作り問題解答能力が上がります。

おまけ 総合得点を上げたい人へ

 理科は英語や数学の合間に勉強してください。好きな人だとつい長い時間勉強してしまうと思うのですが、理科はそこまで学習時間が必要な科目ではありません。

 英語や数学のように前の単元が分からないと今の授業についていけないということがないからです。

 授業についていけるように英語と数学の勉強を優先してほしいと思います。少なくとも3年生になるまでは、定期テスト以外は英数(たまに国語)の勉強に全力を注ぎましょう。

 3年生で苦手ならば、1週間に1時間半ほど時間をかけて復習をすれば大丈夫です。3年の夏休みまではこの勉強時間で対応しましょう。得意であれば週に30分ほどの復習で大丈夫です。

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