面接試験対策　定番の「本学の志望動機」にどう答えるのがいいか?入試屋が1000人は面接してきた経験から暴露する

練習してくるのだろうけれど、まあ98%の回答はダメです。
でも受験生というより、指導している高校の指導法がダメです。

聞いているのは、動機ですよ。動機って自分がこの大学を受けたいって体が動いたキッカケのこと。「貴学はグローバルに展開する順応な学生を輩出することを是としており。。。」聞いてて、「何を勘違いしてるの?」って言ってしまいそう。

願書を出すときに、どうして願書を出す気になったのか。
「偏差値で合格しそうだから」⇐これってもろ動機だけれど、普通は面接点はあげない。
「在学している姉がこの大学は素晴らしいと言っていた」⇐良い動機。どこが素晴らしいと言っていたか聞きたくなる。
「父が卒業生で、○○先生のもとで勉強をしてこいと言われた」
⇐これって結構地雷のパターンで、面接教員の嫌いな教員○○だとイヂられる。でも盛り上がるので高得点。
親族に関係者がいないのなら、オープンキャンパスで在学生と仲良くなれ。

得点が期待できない例
「貴学は特徴として。。。」⇐大学案内の復唱は、「大学案内の復唱をして」と質問されたらしましょう。
「貴学は学生サークルが活躍していて」⇐どこの大学でもサークルは活躍していますよ。
「家から近くて通いやすい」⇐そういう大学はあそこにもありますよ。
「就職率が高く」⇐なら、職業訓練に特化した学校がいいと思うよ。
「わからないところを丁寧に教えてくれると評判」⇐手のかからない人を探すのが入試なんだけれど。

評価が分かれる例
「有名だから」⇛これを言われて、面接試験者はハッキリ言って嬉しい。でも堅物な試験者に当たると逆効果かも。
「学生がキラキラ輝いている」⇛これも結構嬉しい。どう輝いているのか具体例をきちんと説明できるように。