03病気が怖いときは助けを求める
先に病気は怖くないと書きましたが、「病気のまっただ中にいるとき」には、怖くないという説明ではとうてい納得できないし、いま目の前にある辛さをどうにかしてほしいと思うものです。
目の前にある辛さがどのようなものかを見ていくと、まず、私たちはショックな出来事に遭遇したときには、「衝撃」を受けて混乱し、状況をすぐには理解できません。そして、その状況が受け入れ難いことだとわかると、「そんなことがあるはずない」などと「否定」したり、周囲に当たり散らしたりする人もいます。次に、現実に直面