東京五輪は一体どうなるのか?
来年に差し迫っている
東京五輪のマラソン大会の開催地について、
東京から札幌へ変更するか否か
検討されているようです。
理由は、
東京都で開催すると、都内の気温の上昇により倒れる人が続出する可能性があるというもの。
そのために平均気温が低い傾向にある
札幌での開催を検討しているのだそうです。
そのきっかけになったのは、
今年9月下旬に開催されたとある国でのマラソン大会でのこと。
アラビアのカタールの首都・ドーハという地区で開催されたマラソン大会を見た
メディカルチームが東京での開催に待ったをかけました。
ドーハのマラソンでは何が起こったのか
その当時の記事によると、
当日の気温は32度、湿度は74%
そんな中、女子マラソンは開催されたと報じられています。
炎天下の中、走る人たちが次々と棄権をし
トータルで28名もの人、およそ4割の方が棄権をしたそうです。
東京都で昼間開催する
それはそのドーハのマラソンを彷彿とさせるのではないか
そう懸念したメディカルチームは、
急遽札幌へマラソン大会の開催地変更を
ICO(国際オリンピック委員会)バッハ会長に申し立てたというのです。
そのニュースを見たとき、
私はそれは前段階で把握できなかったのかな?と正直思いました。
オリンピックには多額の予算が投じられていて、そのコースを設置するためにメンテナンスだったり資金も導入されていると思います。
実際に動き出すまえに
考えられるリスクとして事前に把握出来ていたら、ここまで大ごとにはならなかったような気がしています。
オリンピックはその地で開催することによって、
飲食店や宿泊施設、
その他の観光地などで多額の経済効果が
認められると思います。
その点を踏まえても、東京都もそして
札幌も開催地を譲りたくないと思うのは、
ある意味当然のような気もするのです。
単純に温度の問題だけではなく、
湿度だったり暑さ対策の問題もあると思います。
おそらく東京都は、熱射病対策として
ミストや色々な暑さ対策を準備してきたのだと思うのです。
あとは選手が当日までに整えていく
コンディションだったり、
練習方法だったり…
そう言ったものも含まれると思います。
このまま宙ぶらりんのままにすることが1番
選手達にとっても、
どっちつかずで可哀想なのではないかとも
考えてしまいます。
当日のルートを想定して、
何度も練習したり、タイムを計ったり
コンディションも作っていくものだと思うからです。
東京五輪はどうなっていくのか?
1番は出場する選手の方たちが、できるだけ混乱しないようにしてほしいなと願っています。
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