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乳がん治療編:CAT⑥乳房喪失


部分切除の時は、乳房喪失と言っても見た目も全く変わらなかったので、夫も子供の様子も変化なし。

その後、再発して全摘する事が決まったが息子(当時5歳)は、毎回、私が検査に行き帰ってくるたびに、胸がまだあるか確認してきていた。手術後、胸がなくなった時は見るのを少し怖がってたけど、一緒にお風呂に入りたい気持ちの方が強いようで、入ってくれた。恐る恐るお風呂で、胸がなくなったのを見た後は、「もう怖くない」と言ってくれた。
ほっとした瞬間でもあった。

その後も、再発の可能性があるからと再建手術は主治医からも勧められていないので、再建せず。現在も片胸がないままだが、息子も特に気にしてないようで、たまに触ってきては、シリコンパッドが入っている方とそうでない方を触って、どっちが本物か偽物か聞いてくる。笑

大きくなっても、乳がんで胸を失った人に対して偏見を持たず、寛容な気持ちの持ち主の大人になってくれるといいなと、母は思う。

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この物語は、
誰か大事な人を思い浮かべたとき、その人が喜んだり笑ってくれるような「真面目にふざける」ことを発信する事をモットーに、乳がんになった人を次々に元気にしていく、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」4人➕🐶 のストーリーである。
4人のメンバー個々の治療編の話は、身バレ防止の為、多少のフェイクは含みますが、ノンフィクションの体験記です。みなさんの参考になれば幸いです。

最後まで見ていただいて、ありがとうございます。
40代主婦たちの乳がんカンジャー物語。
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