道の駅めぐり #006 猪苗代
こんにちは。nyooooです。
今回は、猪苗代湖からほど近い「ワイン工房あいづ(Hondawinery)」を訪問したくて、福島県まで遠征してきました。
それでは、出発進行 🚗💨
🚶♀️ [散歩]道の駅 猪苗代
空き地
除雪車 ¥ 0
「道の駅 猪苗代」の営業開始時刻まで少し時間があったので敷地内を散歩していたら、除雪車が置いてあったので思わず撮影。降雪地帯には欠かせない頼もしい一台です。いやぁ...黄色くて大きな働く車が醸し出す、問答無用の格好良さがたまりません。
駐車場
磐梯山の絶景 ¥0
例年ならば、この時期は仕事仲間とスキー・スノーボードをしているところだけど今年はさすがに非開催。猪苗代磐梯高原ICは磐梯山へ向かうであろう車で多少渋滞してはいたものの、この景色を眺めるだけでも出向いた甲斐がありました。
🍴 [朝食]道の駅 猪苗代
猪屋
ソースかつ丼 ¥550
早朝に出発して腹ペコなので、営業開始時間と同時に軽くはない「軽食」を食べることができてありがかったです。甘さと酸味のバランスが取れたソースの「会津名物 ソースかつ丼」にこの日1日のパワーをしっかりといただきました。ラーメンも捨てがたかった...
BANDAI SNOW DOGS
会津名物 さくらコロッケ ¥210
「会津名物 ソースかつ丼」を待つ間に隣の店舗を覗いたのがいけませんでした。こちらはあっさりとした食味が美味しい馬肉のコロッケ。バーガーも魅力的だったけれど、さすがにコロッケ単品にしておきました。馬肉は、会津グルメに欠かせないもののひとつだと勉強になりました。
🍦 [間食]道の駅 猪苗代
猪屋
猪苗代の牛乳ソフト ¥300
猪苗代の酪農家の牛乳を使用しているソフトクリームがこちら。雪とその反射のほうが明るく主役が完全に霞んでしまっているのもまた記念です。
ミルク感はしっかりありつつ、まさに雪を「キュッ」と踏みしめた時のような食感が雪景色と見事にシンクロ。目と食感でも楽しめるソフトクリームでした。冬アイス部の醍醐味なのに、さすがに降雪地域では外アイスをする勇気はありませんでした...
🧺 [買い物]道の駅 猪苗代
物販施設
猪苗代縞小法師(大) ¥800
物販施設には会津地方の伝統工芸品が充実しています。その中でも特に興味を惹きつけられたのが「起き上がり小帽子」。ひとつひとつが手仕事で顔のある品は、自分好みの表情をした1体を選ぶ楽しさがあります。
会津といえば「赤べこ」、「おきあがりこぼし」という玩具は知っているけれど、漢字表記や起源などは考えたことが無かったと気付かされた一品でした。
起き上がり小法師(おきあがりこぼし、おきあがりこぼうし)は、福島県会津地方に古くから伝わる縁起物・郷土玩具の一つである。起姫(おきひめ)ともいう。会津の人にとっては「赤べこ」の次に馴染みのある郷土玩具である。稚児をかたどった可愛らしさがある。会津地方ではこの小法師を「十日市」という毎年1月10日に行なわれる初市の縁日で家族の人数+1個を購入し一年間神棚などに飾る。
(Wikipedia)
「猪苗代縞」につての情報をあまり見つけることができなかったのですが、一度途絶えた伝統を蘇らせようと一念発起された模様であり「道の駅 猪苗代」のシンボルでもあるようです。伝統はこうして後世に繋がっていくのかと、素敵なストーリーにめぐり会うことができました。
猪苗代縞は地元で織られてきた会津木綿で、黒と茶色のしま模様が特徴。1985(昭和60)年以降、町内に織り手がいなくなり途絶えかけていたが、田中俊明駅長が「伝統の火を消さず、新しい道の駅で大切に残したい」と同駅のシンボルに選んだ。会津若松市の山田木綿織元に依頼し、同社に残されていた昭和30年代の見本をもとに猪苗代縞として復活させた。
(福島民友新聞 みんゆうNet - 2016年11月19日)
物販施設
(左から)
ナツハゼジャム ¥750
ブルーベリージャム ¥537
くだもの王国福島県で何を選ぼうか...迷いました。「ナツハゼ」は和製ブルーベリーとも呼ばれている果物のようです。ブルーベリーとセットで購入し食べ比べをしようと、2種類のジャムを購入しました。
毎朝コーヒーとトーストで始めるのが日課なので、『道の駅めぐり #002 いちかわ』で購入したピーナツクリーミーバター、『道の駅めぐり #004 しもつま』で購入した苺ジャムに新たなラインナップが加わり、朝の楽しみが増えました。
物販施設
猪苗代産米3個セット ¥1,000
テレビでしか見たことの無い「食味値」が付いている米を初めて見ました。平均点は分からないけれど、90点近くという高得点のものばかりが並んでいてこれは食べてみなければいけないと、お土産ご当地ラーメンをやめてこちらを購入。
1つが300g(≒約2合)で持ち帰りもしやすい量。道の駅で買う米で外れに出会ったことが無いとはいえ、これはかなり実食が楽しみです。
📖 [スタンプラリー]道の駅 猪苗代
情報コーナー
スタンプ ¥0
かなり押されているスタンプなのか、あまり上手に押すことができませんでした。野口英世様、申し訳ありません。猪苗代が彼の故郷であることは、誰もが学んできたことのひとつだと思います。
私には弟がいます。彼は生後間もなく広範囲の火傷を負い(祖父母宅でハイハイして遊んでいたらポットのお湯をひっくり返してしまった)、苦労の末今では薬学の道の最先端を歩んでいます。野口英世の生涯と重なるものがあり、僭越ながら他人とは思えない偉人です。
🍾 [立ち寄り]ワイン工房あいづ
スパークリングワイン各種
(左から)
Poire(喜多方) ¥1,200
会津シードル(会津) ¥800
Port Spark(会津)¥1,200
山ぶどうスパーク(伊達&猪苗代) ¥1,580
今回の目的の品はこちら。「道の駅 猪苗代」にも「ワイン工房あいづ」のワインは置いてあったけれど、スパークリング系が欲しかったこともあり予定通り工房へお邪魔してきました。「道の駅 猪苗代」からは車で5分ほどの距離にあります。
工房へ到着すると、オーナーである本田さんが出迎えてくださいました。今回は葡萄意外のスパークリングを中心に購入をさせていただきましたが、葡萄酒のラインナップも豊富で「全種類1本ずつください!」と言いたいほど、地元産の果物を丹生こめて仕込まれているのが伝わる丁寧な説明をしてくださいました。
商品購入後は、工房内を案内してくださり本当に充実した訪問となりました。現在「道の駅 猪苗代」の駅長さんが持ち込んだサルナシの仕込みをしているとのことで、貴重な現場を見学させていただきました。先日の地震で空の貯蔵瓶が落下し破損してしまったと語っておられましたが、本田さんとその他設備が無事で本当に良かったです。
「Poire(喜多方)」を片手にこの日記を書き進めていますが、洋梨の香りが楽しめ雑味のないスッキリ爽やかでやや辛口の味わい。直感どおり私好みの美味しさです。美味しく飲み切れるハーフボトル多めの展開も嬉しい心遣い。「会津シードル(喜多方)」は、友人への土産とすることにしました。美味しいは、誰かと共有することで更に美味しくなりますからね。
ふくしま de 乾杯
特集記事
「良かったらどうぞ!」と本田さんから「ワイン工房あいづ」の取材記事のコピーをいただいたので、添付しておこうと思います。意外なご経歴で驚きました。これからも、微力ながら応援させていただきたいと思います。
📖 雑記
「どこかへ出かけて記録する」までをやろうとすると、店頭のポップをいつもより少しだけきんちと読んだり、少し調べて深堀りします。これがすごく勉強になります。現地の風景・空気・食べ物に加えて、知識も深めることができるとは素敵なことです。
とはいえ、今回は会津地方についてあまりにも無知だったと痛感しました。福島県のご当地ラーメンの実食もできていませんし、今後の福島県の道の駅めぐりへの期待が膨らみます。
📖 道の駅めぐりの記録
・自宅からの距離:264 km
・累計走行距離:980 km
・めぐった道の駅の数:6 個
・集めた道の駅スタンプ:7 個
・あって良かった装備:スノーブーツ
・なくて良かった装備:特になし
・課題:高速代金、冬は融雪剤
スノーブーツは念の為で積荷のひとつにしていました。無ければ無いで何とかなる状況ではあったけれど、敢えて雪の中をズボズボ歩くという雪ならではの楽しみも満喫できたので持っていって大正解でした。
長距離移動となると、高速代に驚愕するのはやむを得ません。移動距離や運転自体は問題無くても、遠方めぐりはペースを考える必要があります。せっかくですので、帰宅のルートを調整しいくつかの道の駅をめぐりつつ「道の駅 みわ★ふるさと館 北斗星」で天体観測を楽しみながらの車中泊を経て帰宅しました。日記の記載が追いついていないので、記憶が新しいうちに頑張らなければ。
せっかくのスタッドレスタイヤシーズンということで雪を求めて自走してきましたが、融雪剤を落とすための洗車までで旅のしめくくりであることを完全に失念していました。スバル六連星の演出には最高のラメコーティングは名残惜しくもありつつ、本来の輝きを取り戻すべく帰宅後すぐにきちんと洗車をし愛車の無傷を確認しました。
🔗 参考リンク
・道の駅 猪苗代
・[Wikipedia]起き上がり小帽子
・[福島民友新聞 みんゆうNet]【猪苗代】「猪苗代縞」復活!テディベア、小法師などに 限定商品を販売
・宇川ブルーベリー園
・ブルーベリー園よしの
・JA会津よつば
・ワイン工房あいづ
・道の駅 みわ★ふるさと館 北斗星
・[マガジン]道の駅めぐり
道の駅めぐり #006 猪苗代 - 完
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