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道の駅めぐり #018 あらかわ

こんにちは。nyooooです。
#018 では、秩父エリアめぐり第2弾「道の駅 あらかわ」を目指します。出発地である「道の駅 果樹公園あしがくぼ」での滞在がとても充実した時間となったので、否が応でも期待が膨らみます。

それでは、出発進行 🚗💨

🚘 [立ち寄り]羊山公園

羊山公園
入園料 ¥お気持ち

羊山公園trim

道の駅めぐり #017 果樹公園あしがくぼ』ではついつい長居をしてしまったため、ドライブスルーで気持ちだけの立ち寄りです。花粉で窓が汚いですが...

羊山公園内にある「見晴らしの丘」は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のオープニングに登場することで聖地のひとつとなっています。主人公のめんまちゃんは可愛いし泣けるストーリーだし...大好きなアニメのひとつです。

「見晴らしの丘」から眺める武甲山や秩父市の市街地、ちょうど見頃となっているソメイヨシノはもちろん、もう間もなく芝桜の濃い桜色が織りなす絨毯もまた美しい素敵な公園です。

🧺 [買い物]道の駅 あらかわ

売場
めんまちゃんラベルの酒 ¥1,980

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いました、めんまちゃん✌️「道の駅 あらかわ」へ到着後、まずは売場から楽しみました。こちらの「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」とコラボレーションした日本酒・焼酎以外にも、柚子種、梅酒、地ビールなど、秩父のお酒がとても充実していました。

売場
(左から)
森のサイダー ¥270
秩父のカエデ樹液で作ったサイダー ¥300

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秩父で採取されたメープルシロップ横に並んでいたのは、何とも興味深いご当地ドリンクたち。メープルシロップは大好きなので、メープルシロップ自体と迷った末「秩父のカエデ樹液で作ったサイダー」をいただくことに。すぐに飲んでしまうのはもったいないので、平日頑張った日のご褒美用としていただくことにします。

さらに左隣にある黄色が爽やかな飲み物。キハダ...黄檗色、と色彩の勉強で覚えた色名が浮かびます。「漢方」「新感覚」「お風呂上がりに」という言葉につられ、この後に入る温泉後の一杯はこちらに決めました。品のあるキハダの苦味にかぼすの爽やかな酸味、とても好きな味でした。体のメンテナンスのためにお風呂上がりの一杯に毎日いただけたらいいのにな...と思いました。

「森のサイダー」に用いられているキハダは、医薬品の原料でもあることから旧薬事法の基準をクリアする必要があるそうです。どちらの飲料とも、日本の林産資源の活用性が失われている現状に一矢報いるべく立ち上がったプロジェクトのもと作られた商品で、「森のサイダー」は日本薬科大学の協力のもと開発された商品だそうです。

農産物直売所
秩父トマトゼリー ¥480

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トマトのゼリー...ありそうでなかったな、と視線が止まります。そっけないパッケージに「完熟トマト使用」の文字、これは間違いなく美味しいやつ。その直感に従いひとついただくことにしました。

「そっけないパッケージ」というのは、包装に過剰なコストをかけない分中身で勝負できる逸品、という法則があるように思います。帰宅後いただいてみたところ、今回もこの法則は正しかったと見事に証明されました。守谷裕太さん、ごちそうさまでした!あと2つも美味しくいただきます!

ここでしか買えない行者ニンニクが人気のようでいただいてみみたかったのですが、醤油漬けは完売となっていたため今回は買えずじまいでした。いつかまためぐり会えたらいただくことにしようと思います。

🍦 [間食]道の駅 あらかわ

鈴ひろ庵
ソフトクリーム(バニラ) ¥320

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先端が斜め45度と洒落たソフトクリーム。いや、この方向だと135度ですね。牛乳というより生クリームを食べている感覚に近いほどの濃厚さだったので、ボリューム控えめのこれくらいでちょうど良かったように思います。

味のほうは、シンプルなミルクの風味。私はシンプルなソフトクリーム一択ですが、トッピングのバリエーションが充実していました。いちごやブルーベリーなどの果物やソースがトッピングされている美味しそうなメニューを注文されている方もたくさんいらっしゃり、ちょっと羨ましかったです...

🚶‍♀️ [散歩]道の駅 あらかわ

山里自然館
里山の昆虫・動物・鉱石などの標本 ¥0

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「山里自然館」は秩父の里山の自然について学べる展示施設です。無料にも関わらず、あまりにも展示内容が充実していて本当に驚きました。その中でも特に目を奪われたのは、体長1m以上はある「コモドオオトカゲ」と羽を広げた大きさは1mはありそうな「クマタカ」2体の迫力ある姿。

他にも、ウサギ・タヌキ・ムササビ・リス・イタチ・テン・アナグマなどの小動物や、カブトムシ・蝶・などの昆虫や水槽におよぐ生きた川魚の展示もありました。植物や鉱石・砂金までもあるので、小さな子供から大人まですごく楽しめる場所だと思います。こんなに充実した展示が無料でいいのかな...と思いながら、ありがたく見学させていただきました。

秩父鉄道
SLパレオエクスプレス 秩父しだれ桜号 ¥0

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ソフトクリームを食べ終える頃、みなが小走りで線路に集まっていく様子が見え理由も分からぬまま便乗してみることに。「SLが来るんだって!1日1本しか来ないんだって!」という会話が聞こえて来て、何と幸運な偶然なのかとワクワクしながらiphoneをかざして待機。

ここは連写あるのみとボタンを長押しするも、聞こえてくるはずの「カシャカシャカシャカシャ」というシャッター音が聞こえてこない...動揺して手を離してみると、押してる間だけムービーが録画されている不思議な状態になっていてまさかの大失態。かろうじてヘッドマークを収めることができた、という悔いの残る1枚になったけれどこれもまた良い思い出です。

秩父鉄道のウェブサイトによると、こちらのヘッドマークをつけて運行していたのは3月27日、3月28日の2日間限定だったそう。今回の秩父エリアめぐりは車中泊を伴う2日間での予定で、出発前までの計画では「道の駅 あらかわ」は翌日早朝の立ち寄りとしていました。『道の駅めぐり #017 果樹公園あしがくぼ』で長居しすぎた結果の予定変更が見事に吉に転じました。

📖 [スタンプラリー]道の駅 あらかわ

(スタンプ設置場所)
スタンプ ¥0

あらかわ

埼玉県ひとつめの道の駅ということで、堂々と「1」の数字が刻まれています。道の駅の建物が描かれていたり、必要な情報はシンプルに文字で表現されている、なんとも素直なデザインです。こうして改めてじっくり見ていると、道の駅の建物の全体像はそびえ立つ木々をイメージしたものなんだろうなと推察することができます。

こういう気取らない素直なデザインは「つまらない」という方もいるかもしれません。しかし、洗練されすぎ「考えなければ分からない」デザインよりも、確実に直感的に見る人に情報を届けることができるという点においてはむしろ最強で、どのようなデザインをするにしてもこの観点は忘れてはいけない大切な要素だと勉強をさせてもらったように思います。

📖 雑記

秩父エリアの道の駅めぐりはまだまだ序盤ですが、「頭文字D」といい「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」といい、私の大好きな漫画・アニメの聖地が続々と登場し、この日は今年で一番テンションがあがったドライブになりました。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の聖地は、羊山公園だけではありません。今回はめぐれない道の駅にも聖地があるので、早くも秩父エリアの再訪が待ち遠しいです。

それにしてもこの秩父エリア、事前にチェックしていたウェブサイト上だけでは伝わらない魅力があまりにも多すぎます。実際に足を運んでみなければ分からないことだらけだと、改めて痛感しました。

📖 道の駅めぐりの記録

・自宅からの距離:124 km
・累計走行距離:3,098 km
・めぐった道の駅の数:18 個
・集めた道の駅スタンプ:23 個
・あって良かった装備:AO Coolers
・なくて良かった装備:特になし
・課題:特になし

特に車中泊をする場合、夜に冷えた飲み物を飲みたかったり、チルド品などを買いたい場合の保冷対策は課題だと思っていました。小さな保冷庫を買うことも検討していたのですが、普段の買い物に使用しいた保冷バッグが壊れてきたこともあり、買い替えも兼ねて保冷効果に定評のある「AO Coolers」を使用していました。

温泉の後に冷えた「森のサイダー」をいただきたかったので、100円で保冷剤もいただいたおかげで美味しい湯上がり後の一杯をいただくことができました。アメリカの製品ではあるけれど、Amazonや楽天をはじめ手軽に入手できるのでありがたいことです。

🔗 参考リンク

道の駅 あらかわ
芝桜の丘(羊山公園)
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
武甲酒造株式会社
有限会社 戸田乳業
秩父観光土産品協同組合
[日本薬科大学]「キハダ清涼飲料水」の商品開発と地方創生
[ジオパーク秩父]毘沙門水
[秩父鉄道]【SLイベント情報】3/27(土)28(日)SL秩父しだれ桜号☆特別ヘッドマークを掲出≪終了≫
AO Coolers

📚 関連マガジン

道の駅めぐり
海の駅めぐり
空の駅めぐり

道の駅めぐり #018 あらかわ - 完

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