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日本の外で知ったこと

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日本の外に出たことで知ったこと、気づいたことなどとまとめたマガジンです。 旅エッセイのような、そうでないようなものの集合体。
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#海外

「自分のものさし」がない私は、「自転車乗り」をめざすことにした。

ドイツ生活を始めて、1年が過ぎた。 「 海外生活 」というものにずっと憧れがあった私にとっ…

ニョコロ*
6時間前
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私の国籍と人種は、ときどき迷子になる

ハワイ、グアム、韓国、台湾、インド、シンガポール、バリ、イタリア。 これらの国と地域は、…

ニョコロ*
2か月前
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ベルギー・ブリュッセルでチョコ散歩②

前回に引き続き、先日行ったベルギー・ブリュッセルで行ってきたチョコレート屋さんを紹介して…

ニョコロ*
3か月前
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ドイツにも「聖地巡礼」があると知る。

先日、モーリッツブルク城(Schloss Moritzburg)へ行ってきた。 ドレスデン周辺の史跡や観光…

ニョコロ*
4か月前
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議論から始まる語学学校。

 語学学校が始まった。 私は15日間あるコースの5日目からスタートという、ちょっと半端なス…

ニョコロ*
5か月前
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ずっと誰かが我慢している国。

一時帰国をしてきた。 まだ日本を離れてから7ヶ月ほどなので、すんなり日本の暮らし方に馴染…

ニョコロ*
6か月前
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愛しのパン・コン・トマテ。

「パン・コン・トマテ」という料理がある。 これは、スペインでもカタルーニャ地方でよく食べられる郷土料理だ。 私がパン・コン・トマテの存在を知ったのは、多分テレビ番組の「アナザースカイ」だったと思う。 グルメ雑誌dancyuの編集長である植野広生さんがバルセロナに行った回があって、世界一のパン・コン・トマテを求め、あるレストランを訪ねていた。 その番組内で植野さんは「最後の晩餐にするならパン・コン・トマテ」と言っていたのが、とても印象的だった。 そんな美味しいものをたくさん

混沌としたクラスの先に「世界」を見た。

私の通う語学学校のクラスがわかりやすく学級崩壊しかけている。 学級崩壊に世界標準があるか…

ニョコロ*
9か月前
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彼の「故郷」は、写真の中で輝いていた。

先日、語学学校の授業の中で「あなたのHeimatstadtについて書いて説明しましょう」というもの…

ニョコロ*
9か月前
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みんな「借りてきた猫」だった。

今日は語学学校の初日だった。 今までオンラインでいくつかドイツ語のレッスンを受けてきたけ…

ニョコロ*
9か月前
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旅は行く先の「文化」を味わってこそ。

旅は国内外に関わらず、その国や土地の文化に触れられる。 気候や宗教、歴史や言い伝えなど、…

ニョコロ*
10か月前
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初めてのロストバゲージ。

 リヨンからドイツへの帰り道のこと。 私の住む町の最寄りの空港は絶妙に痒いところに手が届…

ニョコロ*
11か月前
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親切になりにくい世界。

 旅行前、ロンドンの「地球の歩き方」を読んでいて気になったことがありました。 それはロン…

ニョコロ*
1年前
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「何も考えていない人」から脱出したときのこと。

現地の言葉も、英語もまともに使えず乗り込んで、当然ながらうまく行かないことがあったフランス・イギリス旅。 今回は前の記事の後半戦です。 (が、コミュニケーションできるほど外国語が話せないままパーティーに参加して失敗した、ということがわかればこの記事は読めます) ***  立食パーティーからのディナー。  会場を移動することになり、私の足取りは重かった。というかあまり記憶がない。きっと手前で言われた「Do you study English?(英語の勉強はしているの?)」と