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23.お医者さんの言葉~2011.1月~



 ゛頑張りましたね。
 周りからみたら些細なことでも
 本人にとってはすごい大変なことで、
 頑張ってるんですよね。

 周りが思ってる以上に大変で
つらい思いをしているんですよね。


 今からは少しお休み期間にして
 なるべく出なきゃいけない
 イベント以外はお休みするようにしましょう。

 そういう自分の体質と向き合って、
自分の体をうまく使えるように
 これからしていきましょう。“


このようなことを言われた。


母も一緒に部屋に入っていたから、母も聞いていた。


ここに来て良かった、と思った。

この先生で良かった、って。


周りが思ってるよりもすごいつらい思いをしてるって、だからお休み期間にしようって。


その言葉が嬉しかった。


自分のつらさをわかってもらえたって安心した。


辛いって言っていいって認めてもらえたみたいで嬉しかった。


この日が初めての受診だったこともあり、
とりあえず様子見で薬は少ししか出されなかった。



朝夕に飲む薬と、頓服。


朝夕に飲む薬は効果がでるのに数日かかるって言っていた。


それでも薬を飲んでればそのうち元気もでてくるだろう、ってその日は気分が良かった。


先生から自発的に「あなたはパニック障害ですよ」などとは言われなかった。

でもこれが何なのか気になって仕方がなくて、はっきりさせたくて思い切って聞いてみた。


そしたら、「不安障害(パニック障害)」だと言われた。


やっぱり…という気持ちと、はっきり医者から言われたことによる重みがずっしりきた。



それでも薬ももらえたし、先生からの言葉が優しくて涙が出て頑張る気力をもらえた。



だから次の日の大学も、きっと講義に全部でれると思っていたんだ。



だけど私は次の日、学校に行けなかった。





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