アメリカでの暮らし 貴重な消防士との接点
こんにちは。まーぶるです。
前回の記事ではアメリカの警察官との優しい触れ合いを掲載したので、今回は消防士とのそう多くない貴重な触れ合いを聞いていただければと思う。
尋常じゃないレベルの焚火(Bon fire)
消防士となるとさすがに警察官ほどの触れ合いはない。街中に立ってはいないし、火事などそうそう起こってもらっては困る。
それでも何かのイベント時には万全を期すため待機してくれている。
ミシガン州でのある秋祭りの時、ふわふわ滑り台や移動式動物園、移動式ロッククライミングなどが来ていた。そして最後に焚き火があるとのことで楽しみにしていた。
すると、大きなすのこのようなものを積み上げ始めた。積み上げているのは消防士だ。尋常じゃない大きさと量。積み上げられた高さはゆうに3mは超えているように思えた。
18時を過ぎ、消防士が火を付けた。みるみると燃え盛る。焚き火の前にはそれ以上入れないようテープで線が引かれていたのだが、熱すぎてとてもテープまで行けない。焚き火どころか火事レベルで消防士達が沢山待機していても怖さを感じる。熱さと迫力を文面でお伝え出来ないのが残念だ。
それにしてもこれだけ距離をとってもこんなに熱いのか。火の中に飛び込む勇敢な仕事には感服する。感謝しかない。
さすがスケールの大きなアメリカ!を実感した一幕であった。
消防署解放イベント
また別の日、今度は消防署でのイベントだ。オープンファイヤーステーション。消防署内を見学できる貴重な機会。
外にはふわふわ滑り台とふわふわトランポリンが用意されていた。子どもが楽しめるようわざわざレンタルしてくれたのだろう。更に敷地に入っていくと熱い油に水をかけてしまったらどうなるのか、実演があった。爆発のように火が広がる。迫力だ。目の当たりにすることでより身が引き締まる。
消防車にも乗車できたし、消防署内では本物の防火服やヘルメットの試着もできた。
Krispy Kreme Doughnuts(クリスピークリームドーナツ)は食べ放題状態で置かれており、コーヒーも用意されていた。忙しい任務の最中にありがたい。簡易的な消防士ヘルメットやバッグを貰い、消防署を後にした。
市民の安全を守るだけではなく、交流の場まで設けてくれるのはとても嬉しく、親近感が湧く。警察官と同じように感謝し、火の元には気をつけたいと思った。
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