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好きへの拘り

あまりにも好きに取り憑かれて
いた。
拘りすぎず、囚われすぎず
今を生きる。
嫌いなことに焦点を当てると
好きがボヤける
幻のように
 本当は本音は
 好きではなかった
好きと思い込もう
そのはずだ
違いない

念じていた
 好きの呪い
自分はこの仕事が好きだ
向いている
転職だ
 コミュニケーション力がある
人と話すのが好きだ
距離感を楽しんで…
嘘だ
全て
私は
嫌いだ
コミュニケーションも
気分でやっている
話したくない時は
話したくない
距離を置きたい
一人になりたい
出会いは嫌いでは
ないが
好きではない
適当に
出会えれば
 それでいい
楽だ
 昔から
そのはずなのに
 自分に嘘をついて
家族にも
この二年で自分の好きへの
拘り、囚われが良く解った
嫌いに眼を向けず
好きを強引に
ポジティブに
装うとしていた
その反動が
今だ
やっと嫌いに
嫌悪感に
眼を向ける
時期にきた
気持ちが軽くなった
私はそれが良かった
その嫌悪を丸飲みして
進みたい
やっと観るべき何かが
見えてきた
そんな気がする
3月24日夜勤明けの17時06分

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