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Don't Stop Learning 「自ら学ぶ力を養う」

 全国の小学生、中学生、高校生が狂喜乱舞した2020年2月27日。安部首相(当時)が新型コロナウィルス感染症対策として、全国の小中学校と高校、特別支援学校に臨時休校を要請しました。
 「学校に行きたくないな・・・。」と思った事は誰にでもあるはず。でも、本当に休校になるなんて!しかも、最低でも2週間!?夏休みが一生続けばいいのに!なんて思った事はあるけれど、本当にそんな事になるとは!我が家の子どもも「やった~!」と大喜びでした。

 最初は新型コロナウィルスの情報にばかり気をとられていましたが、長期化する臨時休校に、だんだん不安が募りました。勉強はどうなるんだろう?
そして、全国で数ヶ所の学校でオンライン授業が始まりました。

 オンラインについては、環境がない子ども達もいる中で中々前に進む感じがしませんでした。子ども達にこのまま学習の機会が与えられない状況が続くのはどうなのか。プリントといった家庭学習(課題)は出ているけれど進め方にも個人差がある。学校の先生と会って話が出来るのは一瞬。 

 そんな事を考えていた頃、小金井市前原小学校ではこんな取り組みがされていることを知りました。それは蓑手先生が、6月27日に流山市のためにオンラインで講演して下さったDon’t Stop Learning「自ら学ぶ力を養う」 です。

 そもそも、ICT教育はコロナ対策のためのものではありません。全国の自治体がオンライン授業を「授業を録画すること」として捉え、どんどん動画をアップしている間に、蓑手先生はこれまでの経験から、「学びの楽しさを取り戻す場」「学校や先生がいなくても成長出来る場」を子ども達に提供し導くという事をされていたのです。

 蓑手先生の講演を初めてお聞きしたのは、八千代市の保護者有志で形成されている「オンラインホームルームを実現する会」主催の講演会でした。教育の平等のお話を聞いた時、私の中で、これまで自分が思っていた事をはっきり明文化して下さっていた事に感動しました。みんなが同じレベルに達する事が教育ではない。一人ひとりが、そして何より、子どもが育つには「三間(さんま)」が必要だ!それは時間・空間・仲間!というお話に共感しました。
 

 皆さん、ぜひ蓑手先生の動画をご覧ください。そして、オンラインの授業の有効性を感じて下さい。私はこれからの時代の教育は、リアルとオンラインのハイブリッドであるべきだと考えます。リアルではフォローしきれない事をオンラインでカバーできると信じているからです。

 この動画がより多くの方に届き、子ども達の教育環境がより前進することを願っております。

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蓑手章吾先生の講座はこちらから視聴できます。


https://youtu.be/u-ymDAwBSxo

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