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いい子を求められて周りから比べられること

私の母親は自身が完璧主義で娘の私にも無意識に無自覚に強要してきた。

例えば、私は学校の勉強が本当にできなくて、それでも国語と音楽と図工だけは得意だった。国語のテストで100点を取って褒めてほしくて母親に見せに行った時の反応は今でも忘れられなくて

「一つだけ100点でもどうしようもないでしょ?他も100点を取れないと意味がないじゃない!」

そう言われてしまったら何も言い返す言葉が見つからなかった。私の中では精一杯頑張った結果だったのに認めてもらえなかった。しかも、母親はそれ以上を要求してくる。こんな事が何回も続くと私は本当に馬鹿で出来損ないで一番大好きな母親からも認めてもらえない、生まれて来なければよかった存在なのだと思い込むようになった。

頑張っても報われない。
頑張っても褒めてもらえない。
頑張っても居場所がない。

何で生まれてしまったのだろう?どうして母親はそこまで私に厳しく当たるのだろう?悲しくていつも泣いていた。

極め付けは母親が他人の子供と私の学力を比べてきたこと。
「◯◯ちゃん、中学受験で慶応女子受けるんだって!すごいね〜」
と、何気なく私に言ってくる。それは「お前は◯◯ちゃんより馬鹿」って言ってるのと変わりなくないですか?私の被害妄想もあったかもしれないけど母親はそうやって無自覚に私のプライドを傷つけてきた。そのおかげで自尊心がちっともない大人になりました。ありがとう、お母さん。

そもそも、なぜ勉強をしなければいけないのか?その意味さえ教えてくれたら私は納得して自分から学習していたと思う

今、勉強するのは大学に入ってからの講義で困らないためだよ!とか、極端だけど頭がよくなれば良い大学に入って大きな会社に入れてたくさんお金がもらえるから頑張りなさい!とでも言ってくれた方がまだ

ただ、闇雲に勉強しろ!全部100点じゃなきゃダメだ!と言われ失敗したもんなら冷たい目で見られる。そんなんで健全な心で勉強に取り組めるわけがない。

今でも母親から刷り込まれた完璧主義に苦しんでいる。なんてことをしてくれたのだろう。

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