800人規模の忘年会をあえてオフィスで開催した話
すっかり新年が明けてしまいましたが、2022年のfreeeの忘年会の様子をレポートします。
「今年一年理想ドリブンでマジ価値を届けてきたみんなをお疲れ様ってお互いにclapしよう」というコンセプトから「freee claps」(通称フリクラ)と名付けています。
過去の様子
2020年:オンライン開催
2021年:オンラインベースでのハイブリッド開催
VUCAな昨今、毎年開催形式が異なり、ついに今年は「完全オフライン」での開催を実現することが出来ました。
freeeにとっても変化と節目の1年
世の中的にもコロナ規制がやや緩和化したり、行き戻りはありつつも少しずつ人の動きが活発化してきた2022年。freeeにとっても多くの変化と節目を感じる1年となりました。その中でもfreee全体で象徴的だったと感じられる3つの要素をフリクラの体験に取り込みました。
①freeeオフィス移転
freeeは2022年の8月末に大崎にオフィス移転をしました。「楽しさダイバーシティ」が感じられるアソビゴコロ満載のオフィス。まだまだオフィスをHackし尽くせていないので、今年は会場レンタルをせずに、あえてオフィス開催にすることで、オフィスのポテンシャルを最大限発揮しようと考えました。
②freee10周年
2022年7月でfreeeは会社設立10周年。別のプロジェクトで制作している10年史の配布をフリクラ中にオモシロく届けることで体験価値最大化に努めました。
③オフラインコミュニケーションの強化
8月末の移転後から出社ベースに切り替わり、2022年後半にかけてはオフラインコミュニケーションの機会が増えてきました。国の方針や世の中の状況を鑑みつつも、今回は約3年ぶりの飲食ありのオフライン全社イベントに踏み切りました。
コンセプトは「光と影」
2022年。特に変化の多い1年。華やかな出来事も沢山ありましたが、一方で、数々の探索を重ねてきた年でもあり、目に見えない葛藤や人知れず苦労したことも沢山あったはず。そんな裏側に隠れた葛藤も今日は思いきり吐き出してOK!というメッセージを表現したかったので、このようなコンセプトにしました。
コンセプトメッセージも考えました。
今年のロゴも完成!
ここからは当日の様子をフォトレポート形式でお届けします。
17:00〜 集合案内
昨年はオンラインベースだったので、17:00スタートにしていましたが、今回はオフライン開催のため、17:00ギリギリまで業務しているメンバーの移動を考慮して17:30から本編開始にしました。
17:30〜オープニングトーク & 乾杯
今年はフリクラそのものにテーマカラーを設定し、それになぞらえて司会の衣装もピンクと黄緑にしました!この配色にした理由は後半にも出てきますが、10年史の雑誌のテーマカラーと連動させています。
今回新しい試みとして、司会も新メンバーを含めた4名体制にしました。
freeeは2022年6月にMikatus社のグループジョインがあったり、子会社のサイトビジット社の社名がfreeeサインに改名したり、2022年は新たなfreeeグループの誕生が感じられる年でした。freeeの全社イベントを初めて体験するメンバーも多いので、より身近に感じられたり一体感が持てるよう、Mikatus出身のメンバーとfreeeサインのメンバーにも初司会にご協力いただきました。
司会経験者を交えたメンバー構成にすることで、フォローアップ体制が生まれたり、4名いることで今まで挑戦出来なかった2拠点中継が実現できたりと、新たな可能性を見出すことができました。
今回は複数拠点での開催なので、歓談タイムに移ると全体へのアナウンスが出来なくなるので、予めみんなに伝えておきたい情報やコンテンツのルール説明はこの時間に共有しました。
オープニングトーク最後は、乾杯〜〜〜!!!
17:50〜 自由歓談タイム
乾杯後、19:00までは自由歓談タイム。
地図を見ながらオフィス内を自由に回遊しながら、飲み食いしたり、いろんな人とおしゃべりしたり、ゲームに参加したり、自由に楽しんでもらえる形式を取りました。
フロアごとにあらゆるフードを展開
みんなに新オフィスを回遊してもらえるよう、フロアやコーナー毎に別の食べ物を用意しました。食べ物のラインナップは、10年史にも掲載されている「freeeゆかりのグルメ」を中心とした、freeeの歴史が間接的に感じられるような思い出のある食べ物にしました。
一部ご紹介すると、
Mikatusメンバーが岩本町にオフィスがある時によく食べていた「和合餃子」。お酢にコショウをかけるとオススメだとか。
freeeサインのメンバーが、旧オフィス時代によく食べていた小洞天のシュウマイ。
五反田時代、夜のお弁当でよく食べていた「くるりんカレー」。
中でも根強い人気のあった「生姜焼きカレー」を「シャショク」という名前のキッチンがある会議室に大鍋で展開しました。
デザートにはハーゲンダッツ
駄菓子屋会議室「ゲンブツシキュウ」前のアイスケースにハーゲンダッツのアイスクリームをてんこ盛りにしたところ大好評。みるみるうちに減ってゆきました。
スナックなおこ
freeeのスーパー秘書なおこさんがママを努めるスナックも!看板からも昭和感が漂ってきます。
ファッションもこの日のために新調。(フリマサイトで入手したとか。笑)同僚なのに2ショット写真を求められる人気っぷりでした。
Ichy's BAR
スナックだけでなく、BARも開店!エンジニアでお酒をいれるのが得意なIchy(いっちー)が美味しいお酒を作ってくれました。こちらも言わずもがな大人気でした!
みんなの思い出をインスタレーションに
参加フォームでみんなから集めた2022年の思い出をビジュアルにしました。
オリジナルゲーム「貸借対照claps」
今回のフリクラでは「光と影」「ピンクと黄緑」「喜びと葛藤」などコントラストのある体験や演出にこだわっていたので、歓談中のゲームもfreeeならではの対比を効かせたゲーミフィケーションが作れないか考えました。
その結果、生まれたのが「貸借対照claps」でした。freeeのプロダクトの中に「freee会計」という会計を扱うプロダクトがあるので、貸借対照表をゲームにしました。
ルールはシンプルに「仲間を集めて、10万以上で貸借をバランスさせよう!」というもの。
みんなの名札に資産か負債かどちらか割り当てられているので、仲間を集めて資産と負債の金額を同じにして、ステージに来たらゲームクリア。
酔っ払っててもできるレベルの難易度を意識し、「緑色の名札(資産)とピンク色の名札(負債)の人を集めてそれぞれの色の金額を同じにすればOK」というものにしました。
ゲームマスターに公認会計士の資格を持つPMメンバーに仕切ってもらい、得点をジャッジ。貸借した金額の大きさや自己資本比率などを見て総合的に上位チームを決めていきました。
歓談中に開催しているゲームで全員参加のものでは無かったので、ゆるく進んでいくかなと思っていたのですが、蓋を開けてみると想像以上にメンバーが大殺到!
混乱するステージ(笑)
椅子に座りながら、ボードに貼られた貸借対照表を眺めて解説やツッコみを入れてもらおうと思っていたのですが、解説する余裕が無いくらいで嬉しい大誤算でした。
歓談終了前には、大型案件でステージに人が入り切りませんでした(笑)
約1時間の自由歓談タイムを経て、後半ステージが始まりました。
19:00〜 DS10大ニュース
毎年恒例のコンテンツ。今まではランキング形式でしたが、もはや順位が付けられないので、時系列順に今年の10大トピックを振り返りました。
グループ会社のJoin,新規プロダクトのリリース,オフィス移転,開発合宿など…今年も沢山の思い出で溢れました。2022年も本当に濃かった。
19:25〜 特別コンテンツ
いよいよ最後のコンテンツ。
freeeには2020年まで「社史編纂室」という有志のチームがあり、その年のfreeeでの思い出を動画にして上映しているチームがいたのですが、当時の編集長である岡田が新たなメンバーと共に一夜限りで再登場。
2022年はfreee創業10年を迎えた節目の年。実はフリクラ準備の裏側で、freeeの10年史「SHASHI MAGAZINE」を制作しました。
動画の中で経緯を面白く紹介しています。
みんなに配布した「開封厳禁」の袋もここで開封。中身は「SHASHI MAGAZINE」!
freeeでは験担ぎにOYAKUSOKUという一斗締めを行う文化があるのですが、今年はSHASHI MAGAJINEの中央ページのシール閉じを開くと出てくる、3DのCTO横路を手元で眺めながら、リアル横路の「右手に使命、左手に自由」の掛け声と共にみんなで本を閉じる形で一斗締めを行ない、今年のフリクラは終了となりました。
(この説明伝わるだろうか…?笑)
約3年ぶりに飲食ありの全社イベントをリアルで開催することができ、リアルな熱と一体感を感じることのできる最高の会となりました!
人数規模や社内開催での会場制限など、あらゆる条件がある中でも、それらを活かして、制約があるからこその面白い体験を作りきることができました!
2023年のfreeeも頑張っていくぞ!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?