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【バチェロレッテ2/第2話感想】ミステリアスな男は敗れたのか

※ネタバレあります!ご注意ください

バチェロレッテシーズン2始まりました!
めちゃくちゃ面白い!

今回のバチェロレッテ、美紀さんは表情や態度に感情が出るタイプ。
彼女と男性達の気持ちやバックグラウンドを想像しながら、パートナーとあれこれ言いながら見るのが楽しいです。

気になったらストップして語り合う相席食堂スタイルで見ているので、1時間のエピソードを見終わったら2時間経ってたw

佐藤さんは敗者なのか

ミステリアスな雰囲気の映画監督、佐藤さん。
彼は今回番組の枠に囚われず、特大のインパクトを残した。

バチェロレッテの原則。それは「選ぶ女性と、選ばれる大勢の男性」

男性達が必死のアピールで女性を奪い合う。
1人が勝者で、残りのバラを渡されなかった者は敗者。
その構成に反旗を翻し、バラを持たない引き分けを突きつけた男がいた。

佐藤さんは最後のカクテルパーティで、
「今のおみちゃんは素ですか?」
「作られたおみちゃんとは話したくない」
とぶつける。

美紀さんは泣きそうになりながら否定し、彼にバラは渡さない選択をした。

舞台から去る彼の姿はどこか清々しく、そこに勝敗はなかった。

美紀さんはバチェロレッテではなくなってしまった

「男性にも女性にも選ぶ基準があり、恋愛は互いの合意によって生まれる。」
彼は当たり前の事実を視聴者に投げかける。

彼は「信頼関係を構築できなかったこと」を敗因に挙げる。
信頼関係は、1人で構築するものではない。

吟味される側であるはずの佐藤さんは、原因の一端が彼女にあることを糾弾した。

始まったばかりの第2話で起きたこの事件。
私にとってもう美紀さんは高貴で手の届かないバチェロレッテには見えなくなってしまった。

1時間程度のドラマで2~3日の事実は描けない。

彼は美紀さんと、時間の制限がある中で真摯にぶつかり、恋愛に至らなかったのか。
劣勢にも関わらず精神的勝利を得た、無敵の阿Qだったのか。
それとも何か描かれなかったドラマがあったのか。

私は佐藤さんが気になってしまっている。

いつか、彼と美紀さんが交わした劇外のやりとりや、思考の変遷を聞いてみたい。

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