「白馬に乗った王子様」についての回顧録。

20代のころ、好きになった人がいた。
片思いだった。
告白できなかった。
平気なふりをしながら、引きずった。
1年、2年、3年、、、4、5年は引きずったと思う。
一方的で気持ちわるいけど、私は運命だと思ってた。
一緒にいるところを見た友達は、
みんな何故か「お似合いだね」って言ってきたし。

失恋してからずっと何年間も、
「運命の人を逃しした」と本気で思ってた。

「運命の人を逃しちゃった場合、
どうなるシステムなんですかぁ??」って
神様にずっとクレーム言ってた。

荒れて、合コンや飲み会に行きまくった。
怪しいバイトや、怪しい飲み会にも行った。(ギリギリセーフなレベルでね)
そんなうちに、いまの旦那さんに知り合い、結婚した。なんとか。。。(笑)

ときどきあの頃を振り返る。
あの人は本当は運命じゃなかったのか?
今の旦那さまは遅れてきた白馬の王子さまなのか?

たぶん、あの人は運命の人だった。
もちろん、旦那さまとも運命じゃないはずはない。
運命の人は一人じゃないってことなのかなー。
たぶん、今世は旦那さんの方と結ばれたけど、来世はあの人の方と結ばれるのかもしれない。
その時、旦那さまは、私の弟なのか、親友なのか、ペットなのか。
たぶん別の近い存在。

そんな風に、今世で出会う人は、実は前世でも出会ってて、来世でもきっと出会って、その中で毎回役割や関係性が少しずつ違う気がしてる。

今の私の旦那さんは、すごくひ弱で男らしくなくて私よりも度胸がないから、(ただの悪口にみえる、、)もしかしたら前世や来世では女の子かもしれない。
私の妹とか、、。
私が男の場合もあるってことか。

あの頃の気持ちを振り返ると、
いつもそんな風に思います。

「白馬に乗った王子」さまというイメージが
まったく似合わない旦那さん。
例えるなら、「ロバにのった使用人」って感じです。
じゃあ好きだったあの人は?

あの人も、白馬ではなかったなぁ。
でも使用人よりは男らしかった。笑
「ヤギにのった武士」って感じかな??

どこの夢みる夢子さんが、
「白馬」とか「王子」とか言い出したんだか、わかりませんが、
私は、
「ロバにのった使用人」も、「ヤギにのった武士」も、
今は大好きです。

そして今世は、
一緒にゆっくりロバを引きながら、
使用人との人生を歩みたいと思います。

#白馬に乗った王子様
#婚活
#片思い
#運命
#運命の人