映画『ホリデイ』

ホリデイ

【映画】
the Holiday (原題)
2006年 アメリカ
恋愛・コメディ

※ネタバレ、あらすじつらつらと。
ご了承くださいね。

LAの何だかデカイ豪邸(プール付き!)に住んでいるアマンダ(キャメロン・ディアス)。何をやっている人かと思ったら映画の予告編を作る会社を経営しているとな。儲かってんのね笑

そんなアマンダの家に多分転がり込んでいたのであろう恋人イーサンは、浮気がバレてアマンダにその家を追い出されてしまう。

恋人に裏切られた傷心を癒そうとバケーションを取ることにしたアマンダは一人旅をしようと計画する。そこで今流行ってるらしい?お家をまるまる交換して過ごすというやつをパソコンでカタカタ条件入力してやってみる。

選んだ場所はロンドン郊外。同じく独身の女の人が一人で住んでる家だ。写真で見る限り石造りでメルヘンチックな割と大きな雰囲気のある家。
良さげだと思ったアマンダは家主にメールを送る。速攻返事が来て「家と車も全部使わせてほしい」との条件を出してきた。OKしたらさらに速攻で「明日からどう?」と。

全てを快諾したアマンダはロンドンへ旅立つ。


はたまたそのメールの家主とは。

新聞社で働くアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、年上の同僚?上司?のジャスパーとはかつて恋人だったのか何なのか…アイリスがとりあえず今もジャスパーを好きなのは分かったけど、コイツは思わせぶりで好かれてるのをいいことに人のことを振り回すろくでもない男。何年もズルズルと変な関係。
そしたらやっぱりって感じでほかの女と(しかも同じ会社内の!)突然の婚約発表。二股というのかそもそも違かったんじゃないの??みたいなね。
ショックで泣き崩れるアイリス。

ロンドンの家主は、アマンダと同じ傷心を癒そうとしていたアイリスだったのだ!!

アマンダはロンドンに着き、アイリスの家(泊まり先)へタクシー?いやリムジンタクシー?で向かう。
辺りは雪模様。が、これ以上進めないと運転手に途中で降ろされてしまう。雪道をピンヒールで目的地まで歩くハメに。
寒い家でモコモコで過ごす。
街に出るのも遠くて慣れない雪道を運転しなければならない。特にすることもなく退屈を感じたアマンダは早々に帰ろうとするが…。

突然深夜に訪ねて来たイケメンはアイリスの兄と名乗る男グラハム(ジュード・ロウ)だった。ときめくアマンダ。自分は二週間でLAに帰る身。好都合だろうと夜を共にする。ワォ♪

アイリスはというと、アマンダの家が想像以上に豪邸で信じられないとばかりに驚きジャンプしながら大喜び!!大きくてフカフカのベッドにダイブする!あれ人生で一度はやってみたいやつだよね笑

そして、こちらも突然の訪ね人。
アマンダの元彼の荷物を取りに来たという男はマイルズ(ジャック・ブラック)。よく分からないから伝えておくと。LAはよく風が吹くのかその暴風でアイリスの目にゴミが。取ってあげるマイルズ(近い!!)。恋の始まりか??と思ったけどこの時点ではそんなこと無しでした。しかもマイルズの彼女は車に乗って待ってたからね。これがマイルズとの最初の出会い。

ある日、道に佇む近所の老人を見つけ車で家まで送ってあげることにしたアイリス。
その家の中には書物や紙がたくさん散らばっている。気になったアイリスは話をしていく中でその老人アーサーは、かつて脚本家だったということが分かった。たくさんの素晴らしい功績を残している人物だったのだ。しかし、老いぼれて歩くのもやっとで人前に立つなんて出来ないと自信をなくしていたアーサーは、祝賀会の案内の手紙も一切目を通そうとしない。こんな名誉なことはないのにとアーサーに自信を取り戻して祝賀会に出席してほしいと考えたアイリスは、プールで歩かせたり、手ぶらで歩けるようにとアーサーのリハビリに励む。

マイルズは映画音楽を作る仕事のため、映画には詳しい。映画好きのアイリスとは話が合い、楽しく食事もする関係に。映画繋がりでアーサーと老人仲間とアイリス、マイルズとでお食事会も。祝賀会に出席させるために衣装まで一緒に選びに行くアイリスマイルズ。

その頃アマンダは。
グラハムとお互いを知るために食事しながら語り合うことに。だけどこの時、グラハムは言ってなかったことがあったわけ。
それが後日判明。

次の日「私たち深入りしないほうがいいわ」なんて言ってたのにちょーっとムリっぽくなっちゃって、気持ちを止められずサプライズでグラハムの家を訪ねてしまったアマンダ。
一人のはずのグラハムの部屋の奥から声が。
別の女?…いや違う!なんと二人も子供がいたのだ!女の子二人。小学校と幼稚園くらい?奥さんとは死別したんだって。バツイチってことになるね。そんなこんなだったけど子供はアマンダを気に入った様子。

だけど遠距離の上に子持ち?さぁさぁどうするアマンダ??

その頃マイルズは女優の恋人が浮気をしたことにショックを受けていた。そのことを聞いてアイリスはLAに来た理由を語った。同じ気持ちだったのだ。お酒をもらい慰めてもらってたはずのマイルズは過去を語り泣き出すアイリスに「俺よりも君のほうが飲めよ」と自分の飲んでたお酒を渡す。「(マイルズは)いい人ね」とアイリス。「そこが僕の悪いところだ」と笑うマイルズ。抱き合う二人。

ついにアーサーの祝賀会当日。
昼食?を共にするアイリスとマイルズ。
マイルズに彼女からの電話が入って食事中だったけど中断して会いに行くことに。祝賀会には行けるようにするよとお店を出ていく。

家に戻ったアイリスに突然のサプライズが…。

なんとジャスパーがLAの家まで押しかけて来た!!何でや!何で居場所分かったの?怖い!

しかも「君を失いたくない」なんて言い出す始末。なのに婚約は解消されていない。よく抜け抜けと言えたもんだ!クリスマスに押しかけて来て何なんだと。「あなたとは終わりよ!」と言葉を叩きつける!!「出て行って!」と。
やったー!ついに言ってやったと。断ち切ったと。晴れ晴れした気持ちのアイリス。私も観ながら胸を撫で下ろしたよ。痛快!!
それで良しそれでいいんだよ!!

さぁ新しい人生のスタートだ!!

急いで祝賀会会場に向かうぞ!
付き添いで腕を組みながら会場を歩いて進むアーサーとアイリス。まるでウエディングロードのよう。
拍手をしている人たちの中にアーサーのお友達も。教会みたいな雰囲気でなんか幸せな空間。

そしてアーサー登壇の瞬間。
ステージ横に階段。
えっ?大丈夫?登れる?ヤダー!
息を飲む。
しかし観てる私の心配をよそに予想以上に軽やかな足取りで笑っちゃった( ´∀`)
しかも堂々とスピーチ。

途中で駆け付けるマイルズ。
浮気女優とは別れたと言う。
マイルズ「大晦日の予定は?」
アイリス「ロンドン」
マイルズ「一緒に行ってもいい?」
アイリス「Love too(もちろん)」
ヒュー♪

一方、アマンダはグラハムと一旦さよならして田舎道をリムジンタクシーで空港に向かおうとするも車内で15年間流してなかった涙が出た!!これは本物だとタクシーを降りグラハムの元へ走って引き返す(しかも雪道ピンヒールで笑)。泣き崩れていたであろうグラハムと「New Year誘われてなかったけどそれまでいないともったいなくない?」とか言って愛復活!!

てことは…。

アマンダとグラハム、戻って来たアイリス、一緒に付いてきたマイルズ。と、娘たち。
6人で大晦日を過ごし、賑やかにNew Yearを迎えましたとさ。チャンチャン♪

それはいいんだけどさ〜。
その後どうするの?
遠距離?
気になるぅ〜。
映画関係だし新聞社、編集者とかって皆んな繋がりありそうだし、一緒に仕事出来そうじゃない?なんとか上手く出来そうな予感(勝手に想像)。

久々キャメロン・ディアスの映画観た。キャメロンのコメディっぽさいいよね。
タイタニック以来のケイトだし。
ジュード・ロウやっぱイケメン。途中でパパ感出てたの良かった。
ジャック・ブラックはつい先日スクール・オブ・ロック観たばっかりだったから相変わらず面白い役やってて楽しい映画でした。

何気なく観たけど、今の時期にピッタリな映画だったね。

2つのストーリーだったので長くなっちゃったな。全体的にハッピーな内容で楽しかったぞ。

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