日本語のNyanpoo先生

こんにちは。大学の別科で留学生に日本語を教えています。コロナで授業は激減。この機会に今…

日本語のNyanpoo先生

こんにちは。大学の別科で留学生に日本語を教えています。コロナで授業は激減。この機会に今までの授業のまとめでもしようかと思い立ちました。主に授業の内容や教材、お楽しみアクティビティのやり方などを公開したいと思います。フォローしていただけるとうれしく、また励みになります😊

最近の記事

お正月明けのアクティビティ

お正月明けの最初の授業、日本語の先生のみなさまはどんなことをなさっておられるのでしょうか。 私は年末年始の様子を聞いたり、年末年始の日本の習慣や風物詩について見たり経験したりしたことについて聞いたあとは、日本文化の紹介を兼ねて、お正月遊びの一つ、百人一首カルタで「坊主めくり」をするのが恒例になっています。 後期最後の授業のお楽しみ会のときのゲームにしても楽しいと思います。 百人一首カルタの紹介まず、「坊主めくり」に入る前に、私はいつも「百人一首カルタ」の紹介から始めます

    • 日本語の歌詞 ヨルシカ「言って」

      J-popの歌詞の解説をするという授業​今学期の授業で学生さんが取り上げた歌詞にヨルシカの「言って。」という曲がありました。 初めて聞いたときは、歌詞とは裏腹な曲調に透明でライトな声、このMVの映像と歌詞は謎かけのようでわかりにくいなと思いました。 私はJ-popに詳しい解説者ではないので、この歌詞やこのミュージシャンの背景については触れずに、純粋に日本語という観点からだけで、この曲を考えてみたいと思います。特に、この曲のわかりにくさの理由について考えてみたいと思います。

      • J-popの歌詞を教材化する

        お楽しみアクティビティとして留学生の日本語の授業で、お楽しみのアクティビティとして音楽を取り上げるようになったのは、かなり以前のことだ。英語の授業で英語の名曲Popsを取り上げるような感覚だった。 最初の頃は日本の行事や季節感を伝えたりしたり、ことばや文法表現を取り上げるために、日本の唱歌を取り上げていた(この件についてはまた今度取り上げてみようと思う)。ところが、定期的にこの要素を入れた授業をしていた折、学生さんからJ-popの方がいいという要望が出てきて、学期1,2度の

        • 大学の留学生別科、来年度も1クラス設定の通知。4月期の入学者は例年少ないけれど、通常4クラスあった編成が、来期も1クラス設定。人数も11名と少数。今期よりは人数は増えるけれど、授業数は増えない。なかなか厳しいなあ。コロナからの回復はまだかかりそうです。

        お正月明けのアクティビティ

        • 日本語の歌詞 ヨルシカ「言って」

        • J-popの歌詞を教材化する

        • 大学の留学生別科、来年度も1クラス設定の通知。4月期の入学者は例年少ないけれど、通常4クラスあった編成が、来期も1クラス設定。人数も11名と少数。今期よりは人数は増えるけれど、授業数は増えない。なかなか厳しいなあ。コロナからの回復はまだかかりそうです。

          日本語教師としてのスタートは遅い

          5つのきっかけ私のこの日本語教師という仕事のスタートは遅いです。もともと普通の学校教育に携わっていましたが、体調を崩して退職後、専業主婦として10年ほど、子育てをしていました。 そろそろ子育ての手も離れ、パートでもしようかと考え始めて、公文の研修を受けたり、塾や書店の面接に行ったりしていましたが、当然ながら、うまくマッチングできる仕事に出会えず、少々腐っていました。 そんなとき、退職後、日本語教師をしていた父に日本語の先生にでもなってみたらと言われたのが、最初のきっかけで

          日本語教師としてのスタートは遅い