見出し画像

「教えているんだけどね」             と、言ってはならない!


先日、お若い先生と話しました。その先生のクラスにはわんぱくさんが居て、なかなか授業が進まないそうです。その子は先生が説明中におしゃべりはするし、立ち歩いてしまうそうです。
「僕の指示がちっとも通らないのです。ちゃんと教えているんですけどね。」
と仰いました。

それを聞いて、私は即座に
「授業が面白く無いんじゃないの?」
と、言いました。すると、そのお若い先生は目を丸くしたあと憮然とした表情をしました。

子どもは楽しい事からしか学ばないものです。

楽しいとは、漫才師のように笑わせる事ではないし、子どもが興味を持ちそうな事だけをやるのでもありません。

子どもが興味を持てるように、導入を工夫したり分かりやすい説明を入れたり様々な工夫が有るはずです。そもそも、子どもは黙って大人の話を聞くものとの思い込みを捨てるべきです。

子どもが分かるように教えているのか!私の心の声は怒鳴っていました。 教師たるもの、教材研究をしなければならないのですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?