愛とか情とか時間とか。

毎日飲むわりに、まったくこだわりはないのです。

ここぞとばかりに期間限定のフラペチーノ頼んじゃうし、インスタントでいいし、コンビニでもいいし、スーパーで安売りしてる謎メーカーでもいい。

そんなの好きって言わないよ。
そう詰められたら多分なんも言えない。

でも毎日飲んでるんだからさ、愛はなくても、情くらいはあるかもね。

甘くても苦くてもミルクたっぷりでも、私は全然いいし。
ペアリングとか酸味がとかコクがとかよくわからんけど、どんな状態でも、君は君だからさ。

数年前まで「カフェに行かなきゃ生きていけない病」を患っていたので、素敵なお店を探しては友達とカフェを楽しむ生活をしていたのですが、このご時世でなかなか出かけられず、仕事もリモートに変わり、もっぱらお家で嗜む日々。

運動不足解消にと始めたウォーキング(という名のただの散歩)、目的地の公園にたどり着いたらベンチに座ってひと休み。

そのときのお供はなぜか絶対に缶コーヒーがいい。
(公園に自販機があるから、なんて野暮なことは言わない)

数ヶ月ぶりに会った友達の子供がいっきに成長したような気がして、自分にとってはあっという間のこの時間が、この子にとっては学び覚え成長するには十分な時間だったのだと、改めてその価値の違いに驚き震えた日。

私に残された時間はあとどれくらいなのだろう。

コーヒーを飲みながらぼんやりと考える。

#私のコーヒー時間