C-C-B初心者におすすめの曲5選
昨日のニュースはショックでいろんな感情が渦巻いていましたが、
一晩寝て少し落ち着いたかな。
思ったのは、もう解散して40年近くも経つバンドで、
テレビ的には主要メンバーではなかったにもかかわらず
(楽曲制作的には中枢メンバーでしたが)、
テレビのニュースで取り上げられるんだなと少し驚きました。
また、私のnoteで書いた田口さんのクーローズアップ記事のアクセスが
めちゃめちゃ増えていたり、
Xやヤフコメも投稿している人が思ったより多かった。
予想以上に注目されてるんじゃないのかな?
投稿の中には50歳を過ぎてからC-C-Bの曲が
心地良くなってきたなんてコメントもあり、
やっぱり再ブレイクの兆しはあったんじゃないかと思うと、
今回の件は残念で仕方がないです。
今は楽器を弾かなくてもパソコン一台で曲が出来上がってしまうけど、
そういう音って私だけかもしれないけど、人工的で無機質と言うか、
何だか心に入ってこないんですよね。
そんな中でC-C-Bの曲と言うのは、しっかりとした演奏技術があり、
80年代当時は先を行き過ぎていたけど、
今となっては懐かしさと新しさを感じる音で、かつ生楽器の体温も伝わり、
ここに来てアラフィフの心に響く様になってきたんじゃないのかなと
思ったりします。
田口さんの事は擁護するコメントも多く見受けられたけれど、
私は100%擁護はできないなぁ。
1度目の後、渡辺さんがいなくなって、
その後笠くんは「C-C-Bの曲を忘れないで欲しい、思い出して欲しい」と、
積極的にテレビに出たり取材を受けたりライブ活動もしてきました。
命を削ってあんなに痩せ細っても最後まで活動を辞めなかった。
前にも書いたけど、私の実父は糖尿病で亡くなっており、
病状を間近で見ていたけれど、
人前でパフォーマンスなんてとんでもないという状態で、
生きてるだけで精一杯な感じでした。
笠くんはどれだけ力を振り絞ってやっていたか。
その努力が実って少しずつC-C-Bの再評価も高まっていたのに。
今回の件はそれに泥を塗る事でもあると思っています。
田口さんは確かに優しくて才能もあって、良い所はたくさんあるし、
それでも嫌いにはならないと思う。
薬物はなかなか止めるのが難しい側面もあるでしょう。
だけど、現役時代から危うい所があって、
酒癖が悪いとかスピード違反で免許取消になったエピソードとか、
当時は笑い話になっていたけど、ルールを破ることに対しては、
少し緩い所があるのかもしれない。
関口さんのつぶやきにあったように、
『自分と向き合う時々は
もしかしたら悪人になってしまうのかもしれない』、
というのはその通りなのかもしれない。
良い人すぎて自分の身を傷つけても誰かのために動いてしまって、
自分のケアが出来ていなかったんだろうね。
Facebookでも
『「チュウさんはもっと自分の事大切にしてあげてください
それがチュウさんの目標であり幸せにつながります」と
自分の幸せって何?
自分の目標って何?
それはみんなが幸せになってくれること。
その中に自分も入れてあげることは
お座なりにしてきたのかもしれません。』
とありましたが、自分と他人の優先度合いのバランスの取り方が
わからなかったのかもね。
ただ、そんな田口さんだからこそ、
これだけコメントがあちこちから出ているのだと思います。
みんな立ち直って前みたいな田口さんが見たいんだよね。
その気持ちは私も同じです。
と、ネガティブな話はこの位にして、
どうせこのnoteのアクセスが増えているのならば、
C-C-Bのおすすめ曲をご紹介したいと思います。
ちょっと興味あるんだけど、
「どこから取り掛かったら良いのかな?」と言う初心者の方に。
おすすめ、いっぱいあるんだけど、
「とりあえずこれ聴いとけ!」っていうのを並べておきますね。
☆Lucky Chanceをもう一度
「Romanticが止まらない」ばかりが取り上げられがちですが、
それに迫るくらい当時人気だった曲です。
こっちの曲の方が好きと言う人も多数いますね。
紅白ではこの曲で出場しています。
☆愛の力コブ
アルバム曲ですが、シングルにしても全然良かったと思う曲です。
ファンの間ではシングル曲を差し置いて人気が高く、
応援ソングとしても長く愛されています。
ちなみに作曲は田口さん。
初めてC-C-Bで作曲した曲でしたが、すでにセンスの良さが伺えます。
☆ Forever
C-C-Bと言うとピコピコ電子音やロックな音のイメージを
持つ人が多いかもしれませんが、コーラスも秀逸でした。
この曲はアカペラコーラスの曲で、
私の友達も車の中で流していたら
「これもC-C-Bなの?」と驚いていました。
100点満点のボーカルはいなかったかもしれませんが、
80点以上は歌えるメンバーが4人揃っていて、
各々の声質が程よく違っていたので
きれいなコーラスを奏でることが可能なバンドでした。
☆原色したいね
ギターの関口さんが抜けて4人体制になってからの曲ですね。
シングル曲でCMでも起用されていたので、
耳にした事がある人もいると思います。
それまでのC-C-Bらしい明るいポップさは残しつつも、
一皮向けた洗練された雰囲気に仕上がっています。
今聴いてもあまり古さを感じない曲です。
☆赤いセーターの女の子
C-C-Bは楽器演奏に定評があり、
今回も「演奏レベルが高い」というコメントをあちこちで見ました。
私は楽器のことは良くわからないし、
プロの皆さんは全員上手だとは思いますが、
私が思うのは彼らが楽器を弾いている姿は本当に楽しそうだと言うこと。
この曲は歌がないインスト曲なのですが、
メンバー全員水を得た魚の様に嬉々として演奏しているのが印象的です。
音楽が大好きだった彼らの魂が伝わってきます。
その他の曲のレビューもしています。
ご興味があれば見てみて下さい。
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