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C-C-B楽曲レビュー㊳「ジェラシー」

しばらく風邪をひいていましたが、咳がひどかったせいか、
今肋骨が痛くて、肋骨自体は腕や脚みたいに動く場所じゃないのだけど、
体をひねる、体を起こす、腕を上げる、物を持つという動作に
結構響いていちいちしんどい・・。

昨日湿布を貼って寝て、朝鎮痛剤を飲んだら少しはマシになりましたが。
(湿布は効くみたい)

咳も治まってはきていますが、まだ時々出たり、
あとは不意にくしゃみが出てしまった時は地獄です。

昔は風邪なんて数日寝てればすぐ治ったのになぁ・・。

みなさま季節の変わり目、どうぞお気をつけ下さい。

さて、楽曲レビュー本日は「ジェラシー」いってみましょう〜。

みんな大好き「ジェラシー」。笑

C-C-B持ち歌投票でも毎回上位に食い込んでくる曲ですね。

アルバム「僕たちNO-NO-NO」に収録されています。

作詞作曲とも渡辺さん。
編曲は大谷和夫さんとC-C-Bですね。

作詞作曲ボーカル全編通しで渡辺さんという事もあり、
渡辺さんを代表する曲となっています。

ヒデキワールド全開ですしね。笑

渡辺さんの曲はナンパでチャラ系のものもありますが、
ナイーブで湿っぽい感じの男の子の曲もありますね。

明るく元気な中に、わりと考え込んでしまう、
ご本人のキャラが伺えますね。

曲の始まりは「君にジェラシー」と、
一言美しいコーラスから入ります。

ここで聴く側は「はっ」と耳を奪われますね。

そこからジャーンジャーンジャーンジャーンと、
さらに聴く側の心に印象付けるようなドラマチックな
ピアノベースのイントロが始まります。

どの曲もそうなんでしょうけど、
どうしたらみんなの心に留めてもらえるか?というような
計算をしているんだろうなと思いますね。

メロウな曲調はまったりと切なく、美しい世界観を展開させます。

個人的に、ジェラシーを歌った曲で思い浮かぶのは、
レベッカの「NERVOUS BUT GLAMOROUS」なのですが、
こちらはダークな中にメラメラと燃え上がる炎のような感情を覚えますが、
C-C-Bの「ジェラシー」は暗さの中に漂う熱さと言うよりは、
一途に彼女の事を思う、同じ葛藤でも清らかに描かれていますね。

これは男性目線と女性目線の違いなんですかね?

レベッカが描く女同士の嫉妬の方は、ドロドロとしたマグマ感があるかな。
(そのリアルさが嫌いではないが。苦笑)

さて、C-C-Bの歌う「ジェラシー」ですが、
女子の「誰かにこんな風に思われたい」欲も掻き立てるのかもしれません。

それが渡辺さんが歌っているとなると、
ヒデキ推しの方々にとっては「ズキューン!」ときてしまうのでしょうね。

ちなみに歌詞なんですが、アルバムに収録されてる基本形は、
「窓辺にもたれ 君の帰りを待つ」なのですが、
後々ライブなどでは「窓辺にもたれ 君が来るのを待つ」に、
変わっています。

私は変更前の歌詞のシチュエーションが
イマイチわからなかったんですよね。

「帰りを待つ」という事は、この二人は一緒に住んでいるのだろうか?
もしくは彼女の部屋か自分の部屋で彼女が帰って来るのを待っているのか?

それってだいぶ親密な間柄っぽいけど、
なんとなく彼女とこの主人公の間には
まだそこまで距離が縮まっていない感じがするんですよね。

まだ片思いなんじゃないのかな?って雰囲気が漂っているというか・・。

なので変更後の「君が来るのを待つ」の方がしっくり来る気がします。

場所はどこかわからないけど、
待ち合わせの場所になかなか姿を現さない彼女というシーンが見えますね。

哀愁漂う楽曲ですが、暗さよりきれいさが勝つのは、
コーラスの美しさのせいかなと思いますね。

個人的には2番の
「笑顔の君と あいつの会話を ぼんやり聞いている」の
後ろにかかっている「ポンポンポーンポンポン から ウ〜ウ〜」までの
一連のコーラスが大好きですね。

そこだけ何回もリピートしたいくらい。笑

それ以外にも「君にジェラシー My Love is Jealousy〜」の所の
コーラスもきれいですね。

最後の方にハイトーンボイスで「ウ〜イェ〜」と
歌っているのは渡辺さんですが、
メインボーカルの所は聞き分けができるけど、
コーラスでは笠くんと聞き分けがつかない時がありますね。

コーラスの一番高い所は全部笠くんだと思っていましたが、
意外と渡辺さんだったりするんですよね。

「スクール・ガール」の出だし、
「Good Bye I Love You〜」の後のウウウ〜ウと高音で伸びる所も
大人になってから渡辺さんだったと知ってびっくりしました。

こんなハイトーンボイスが出せる人が二人もいるバンドってすごい。

渡辺さん推しの人はあの鼻にかかった甘めボイスが
好きという方も多いですが、「ジェラシー」はその真骨頂ですね〜。

わりと初期の頃の楽曲ですが、
解散後も歌われていたので渡辺さんも
お気に入りだったのだろうと思われます。

よかったら聴いてみて下さい。


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