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バドミントンとブロック注射

数年前、異動で一人暮らしを2年間していたことがあります。

そこには知り合いもおらず、実家からも数時間かかるため、最初はかなり心細い思いをしたのを覚えています。

幸い職場環境はかなり良く、職員はみなフレンドリーで田舎の人の好さに助けられました。

高校時代バドミントンをしていたことを話すと「うちの子がバドしてるから、よかったら運動がてら相手してもらいたい」とお願いされ、快諾。

週1で地元の小学校の体育館を借り、女子中学生6人とその親、そして私を含めた経験者数人(これも女子)で夜2時間ほどバドミントンをしていました。俗にいうハーレム。

最初のほうは調子が良くきゃっきゃしていたものの、何回目かの時に腰に違和感を感じるようになったのです。

久々に動いたからどこか痛めたのかな、と思っていたが、次第に痛みは増し、最終的に常にズキッという鈍痛が走り、動けなくなってしまいました。

女の子ばっかりで調子に乗ったツケが来たのでしょう。怖い怖い。

仕事にも支障が出そうだったため、有給を使い総合病院でCTとMRIを撮って調べてもらったところ「腰椎分離症」という診断を受けました。

実は私の母親もこの病気持ちで、スポーツをしている人に出やすい症状らしいです。端的に言うと運動による疲労骨折が原因で、腰椎の一部が離れてしまっているとのこと。学生時代の運動が原因で、歳とともに衰えた筋力で再び激しい運動をしたために発症したのだと先生に言われました。

再発防止としてストレッチと背筋の筋力アップを勧められ、処置としてブロック注射を打つことに。

注射は特に苦手でもなく、「はい、わかりました」と言ってから後悔。めちゃくちゃ痛いし針が太いです…。それも1回に4本も( ;∀;)

正直分離症の痛みより注射の方が数倍痛かった。大の大人が「うぉぉぉ…」って声を出しました。

注射の甲斐あってか徐々に痛みはひき、すぐに日常生活は送れるようになりましたが、バドミントンは封印しました。

みなさんもいきなりの運動、そして異性にいいところを見せようと思う下心には気を付けましょう…。