見出し画像

食物アレルギー緊急時の対応

食物アレルギーをお持ちの皆様。
誤食してしまって症状が出てしまったことはありませんか?

『食物アレルギー患者さんの半数以上が一生のうちに1回以上誤食をしてしまう』なんていうデータがあるくらい、誤食してしまう危険性は高いんです。

万が一、誤食してしまって症状が出てしまった時、適切な対応ができる自信はありますか?
おそらく自信を持って「対応できる」と言える人はほとんどいないと思います。

今日のテーマは『食物アレルギー発症時の対応方法』です。

食物アレルギー発症時の対応方法

食物アレルギー発症時の対応方法について、細かく指導されたことはありますか?
『エピペン®︎』が処方されているような重症アレルギーの方には、主治医の先生から症状発生時の対応方法について細かな指導がありますが、そうでない軽症の方はほとんど指導されたことはないのではないでしょうか。

今日お伝えするのは『エピペンを持っていない場合の対応方法』です。

エピペン®︎を持っていない場合の対応方法

食物アレルギー発症時の対応(おやなぎアレルギークリニック院長考案)

『内服薬』というのは抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤のことです。
私は食物アレルギーをお持ちの患者さんに ”アレルギー症状が出てしまった時の頓服薬” を必ず処方しています。
もしお持ちでない方は主治医の先生とご相談ください。

そもそもお子さんが具合が悪くなると、保護者の方は冷静でいられません。そんな時に複雑なシェーマとか見ている余裕がないと思うんです。
そのため、食物アレルギーの症状はいくつもありますが、なんとか1枚にまとめてみました。

コメントいただけると嬉しいです

食物アレルギーの各種ガイドラインには、アナフィラキシー発症時の対応方法については細かく書いていますが、軽症時の対応方法を細かく指導したものは見当たりません。

今回の対応方法はアレルギー専門医の立場から個人的に発案した内容です。もしかしたらもう少し修正が必要な部分があるかもしれません。
賛同意見でも異論でもかまいませんので、コメントをいただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?