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舟越 桂 私の中にある泉

松濤美術館にて開催中の舟越桂展を見てきました。

「水に映る月蝕」現物は、フライヤーの写真より更に、指や頬に本物の皮膚のような艶が感じられ、かつ目にも光が入るライティングで圧倒される美しさです。

舟越桂は高橋コレクションの「遠い手のスフィンクス」しか生で見たことがなかったのですが、すっかりファンになってしまいました。

作者ご本人が制作メモで「美しい人を作るのではなく、人間の普遍的な美しさを現出させたい」(←撮影できなかったので原文ママではありません)と語っているように、どの作品も「人間って美しい!」という感動を味わう事ができます。

特に人体フェチな絵描きの皆様には、舟越桂の作品を見て「美しい人体をこんなに間近で色々な角度から観察できて最高…生身の人間に同じことをしたら通報されるもんなー」と思う私の気持ちをきっと分かっていただける筈。

展示は1月末までで毎(金)渋谷区民無料
https://shoto-museum.jp/exhibitions/191funakoshi/

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